KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

奇跡の男 (徳間文庫 あ 19-6)

奇跡の男 (徳間文庫 あ 19-6)

奇跡の男 (徳間文庫 あ 19-6)

作家
泡坂妻夫
出版社
徳間書店
発売日
2018-05-02
ISBN
9784198943479
amazonで購入する

奇跡の男 (徳間文庫 あ 19-6) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

papako

泡妻さんの短編集。楽しかった!表題作は酒滅連がどうかかわるの?と思っていたらちゃんと繋がった。泡妻さんらしいお話でした。「狐の香典」そんな保険は嫌だ。なんか切ない。「妖異蛸男」気づかないものかなぁ。でも、義雄の子供らしい下品さがかわいい。泡妻さん、やっぱり楽しい。

2020/10/24

森オサム

このミス1988年版11位。ユーモアがあり軽く楽しめる短編集。解説が素晴らしく、著者の魅力を良く伝えているので、以下抜粋。「奇妙な論理は泡坂の持ち味」、「合理性やリアリティに囚われず、詭弁を軸にした構成」、「謎解きのプロセスを簡略化し、種明かしで読者を驚かす手つきは一貫している」等々。とにかく不思議な読み味なので、合わない方もいらっしゃるかと思いますが、おおらかな気持ちで、多くの方に読んで欲しいな、と思います。特に「狐の香典」は秀逸、ホントに良いですよ。

2020/05/14

momi

20数年ぶりに再刊!!短編集!やはり表題作が面白かった!ちょっと古めかしさもある雰囲気ある作品!落語の小話を聞いてるようなリズムある会話文です。

2018/06/20

かめりあうさぎ

5話収録の短編集。少し古い雰囲気でしたがどれも面白かったです。王道あり、変化球あり、密室トリックあり、動機の意外性あり、と様々なミステリが詰まっていて楽しい。軽くて読みやすいのも好印象。特に好きだったのは子供目線で書かれた「妖異蛸男」。タイトル含めた作品の雰囲気と、子供目線のやりとりがマッチしていて、ワクワク感が倍増していました。泡坂先生の作品は全体的に飄々とした感じが好きなんですが、ノンシリーズの本書もそれは健在。本書もそうですが、最近の再刊復刊ブームありがたいですね。

2018/07/03

いっくん

『奇跡の男』右の眉の上に大きな黒子のある、あまり風采のあがらない中年の男、気になります…。三角形の老婦人みたいに、また出てこないかなぁ(笑)『狐の香典』摩訶不思議なミステリー。好き。『密会の岩』ふーん。『ナチ式健脳法』これまた凝ってます。『妖異蛸男』密室の浴槽での殺人事件。こんなに上手くいくかなぁ(笑)。今年、マイブームの泡坂作品。10月14日まで募集している丸善創業150周年記念文庫・新書復刊投票企画では、迷わず創元推理文庫『妖女のねむり』に投票しました。発表のある来年1月が楽しみです(^_^*)

2018/10/04

感想・レビューをもっと見る