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おいしい野菜が食べたい! (徳間文庫)

おいしい野菜が食べたい! (徳間文庫)

おいしい野菜が食べたい! (徳間文庫)

作家
黒野伸一
出版社
徳間書店
発売日
2019-06-11
ISBN
9784198944735
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おいしい野菜が食べたい! (徳間文庫) / 感想・レビュー

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しろいるか

喧嘩っ早いが気のいい和也はバイト先で知り合った有機農業の初心者・春菜の畑で働くことになった。彼らが住む大沼村は昔ながらの農業を行っているが、農業生産法人アグリコジャパンの部長・理保子が先行き不透明な農業を大きく改革しようとしていた。有機農業VS農薬たっぷり慣行農業、和也と春菜が失敗しつつ学びながら有機農業を進める様がいい。時々出る益子ばあちゃんの金言も刺さる。「有機農法は野菜に寄り添い生育するのを助ける農法」できた野菜は衝撃を受けるほど味が違うのか。有機=高価という印象だったが1度食べてみたいものだ

2021/02/14

ジュール リブレ

黒野伸一さんは、過疎地域の再生をテーマに作を重ねてきて、ずいぶんこなれてきたようである。本作も設定は同様だけれど、大企業の利益重視の視点と、農家の抱える問題を表裏に、有機農業も絡めた美味しそうな作りを楽しませていただきました。

2019/07/27

きあら

亡くなった夫の遺志で有機農業の始めた春菜。農業生産法人に左遷されながらも効率化を目指す理保子。降って沸いたキナ臭い農地改良の公共事業によって、農業に行き詰まりを感じている農家はどうなるのか。読み始めて、読んだ事ある話だなあと思ったら、「となりの革命農家」の改題だった😱 それでも再読として楽しめました。

2021/01/22

hiyu

有機農業と慣行農法の対比を交えて話が進んでいた。いずれの優劣を決める立場にはないが、やはり農業行政への在り方という点から見れば問題定義としては納得できる。ストーリー的にはもう少し収まりがついてくれれば。

2019/08/18

ちゃーりー

高齢化などで農業生産者が様変わりしつつあることは間違いない、話は表題と少し離れたところがあったが面白く読了。

2020/10/06

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