禁裏付雅帳(10) 決別 (徳間文庫)
禁裏付雅帳(10) 決別 (徳間文庫) / 感想・レビュー
やま
禁裏付雅帳10作目 2020.04発行。字の大きさは…小。老中首座・松平越中守定信の命により禁裏付を拝命した旗本・東城鷹矢は、将軍徳川家斉の実父・一橋治済の大御所襲名のため、朝廷の弱みを探るため京に来ている。公家のなかでも侍従に上がれる高位であった男と諸大夫の娘・浪が、手を組んで京の闇を支配していた。鷹矢が、朝廷の弱みである浪を助け、江戸へ知らせるのでなく、禁裏に匿う。それを知った定信の配下徒目付・津川織部を鷹矢の家臣・檜川が殺してしまう。その知らせを受けた定信は「東城は…典膳正は、余が討つ」と宣した。→
2020/06/22
とし
禁裏付雅帳「決別」10巻。びっくりですね、松平定信を裏切ってしまいましたね、朝廷側に付くのか、次巻が楽しみです
2020/08/08
蕭白
主人公がかなり男前になってきました。
2021/04/25
わたしは元気
わぁ、次読みたい! 次々に難題が!
2020/07/14
kazukitti
前巻の流れからそのまま松平定信と切れるのが決定→完全に敵対するのと、上田さんの大好きな小物の闇支配成り上がり系wの流れ。どっちもそれなりに絡みつつ、史実で家斉に定信が切られるよりは時期が早いので、ソコまで行かず、紫衣⇔大御所トレードも失敗は動かさないので、主人公がどのあたりに落ち着くかってのをオチに据える、一応はシリーズのクライマックスではあるのかなぁって感じ。一応闇支配銭ゲバ商人のチンピラ珍団は手勢も増えた自家兵で殲滅成功。定信からの刺客とさらなるチンピラ珍団とのVSがどう転ぶかが以下続巻か。
2020/08/26
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