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誰? (徳間文庫)

誰? (徳間文庫)

誰? (徳間文庫)

作家
明野照葉
出版社
徳間書店
発売日
2020-08-07
ISBN
9784198945770
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誰? (徳間文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

私を幸せにする噓なら・・バレなければ・・ずっと騙されたままでもいい。だけど噓は臭うよね。噓にウソを重ね過ぎてどこかに綻びが出来るよね。生まれがらの噓つきはいないだろうに、どうして晴美はこんな生き方しか出来なかったのだろう。まさしく『呼吸するように噓をつく』晴美の人生を私はドキドキしながら読んだ。これまで生きてきて一度もウソなどついた事が無い人などいるだろうか?たまたまそれで亡くなった人がいなかっただけ。たまたま笑って済ませられただけ・・甘い噓・苦い噓色々あるね。エピローグが只々虚しく溜息と共に読了した。

2020/10/25

よつば

武藤晴美、工藤留美、吉井順子、3つの名前を使い分けながら、息をするように嘘を吐く女性が主人公。男を手玉に取りお金をむしり取る後妻業をイメージしていたがターゲットは70代の沢田隆、50代の小林瑞枝、30代の友野直也と年代、性別はバラバラ。搾取するものも金品のみならず家事一般、性的なものと様々でその視点が新鮮だった。淀みなく発せられる嘘には一種才能的な物すら感じるも、場当たり的でツメの甘い嘘は読者であるこちら側が不安にさせられる。主人公が追い詰められて行く過程に緊張しエピローグで明かされた真実に愕然とする。

2020/10/10

fwhd8325

これまで読んできた悪女のキャラクタを掛け合わせたような設定です。既視感はあるけれど、なかなか面白く読みました。明野さんらしい、執拗な描写は、次へ、次へとページが進みます。これだけの長編でありながら、ラストが物足りないかなと言うのが印象です。

2020/12/12

mincharos

面白かったー!悪女モノ大好き!今までいくつも悪女モノ読んできたと思うけど、本作の彼女は隙がありまくりで、それが人間らしくて、そこがよかった。単なるお金目的な人ばかりじゃなくて、生活サポート要員だったり、彼氏要因だったり、多岐多様に渡って騙す相手を選んでるのが面白い。嘘をつき、演者になる生活を楽しんでいるというか。衝撃のラストもどこか彼女らしいというか。騙された側の人間が彼女の為に必死になっているのが微笑ましくもあり。それにしてもこの本、どうしてこんなに登録数が少ないの?みんなもっと明野さん読んで欲しいー!

2020/10/16

ちょこよこ

嘘のオンパレード。嘘がバレてもまた嘘をつく。正直ちょっとハラハラして、ここまでバレたらもう誤魔化せないだろうと思うのですが、上手く(痛く?)嘘で切り抜ける。そんなところも面白く読みました。明野さんの書く嫌な女の心情も好きです。「孤独」だといろいろ考えて悪い気持ちが生じる事もあり、嘘に嘘を重ねて分厚くなればなるほどそれが破綻した時の代償は大きいものです。

2021/03/03

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