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W県警の悲劇 (徳間文庫)

W県警の悲劇 (徳間文庫)

W県警の悲劇 (徳間文庫)

作家
葉真中顕
出版社
徳間書店
発売日
2021-01-15
ISBN
9784198946173
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W県警の悲劇 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

W県警の女性警察官たちを主人公にした、全6話から成る連作短編集。葉真中さんの単著は初めてですが…これは期待以上に面白かったです!タイトルは夏樹静子さんの『Wの悲劇』から取られているそうですが…いろんな意味で若竹七海さんの『殺人鬼がもう一人』と印象が似ていて、より一層“どんでん返し”に重点が置かれた感じでしょうか!? 特に「交換日記」はやられましたね…これほど見事に一本背負いをくらったのは、歌野晶午さんの『葉桜~』以来ですよ(笑) 「ガサ入れの朝」「消えた少女」は見抜けましたが、それでも面白かったです♪︎

2022/07/01

ナルピーチ

葉真中作品はこれが2作目。短編作は初読みだっけど個人的に好みな仕上がり。衝撃の1話から始まるW県警の女性警察官達を描いた短編集。6話の物語はどれも絶品!ブラック感漂う構成に背筋がぞわっとさせられた。特に良かったのは「ガサ入れの朝」途中でその仕掛けには気付くも、なるほどそういう視点で来るのか!と感心させられた。そして最終話での締め、ある人物にとってはまぁ悲劇としか言えない幕切れだった。それにしても“円卓会議”なんてやってる中年幹部のおっさん達。うかうかしてると足元掬われてしまいますよ。

2022/03/02

オーウェン

W県警で起きる事件。 それに立ち向かう女婦警の活躍を描く6篇の連作集。 1話目から強烈などんでん返しが襲ってくる。 以降もトリックが仕込まれている話だったり、真相が180度変わるような類いまで。 冒頭とラストの話は特に繋がっており、2段構えのオチが待っていてまさかの展開に。 このために女性が主役というのが意味を持ち、警察組織の女性の採用率が上がる理由も知れてしまう。

2022/07/05

annzuhime

旧態依然のW県警を改善するために上を目指す女性警視。彼女に影響され男性社会の警察で奮闘する女性たち。軽く読める連作短編集。が!なんともブラック!さらりと読めるけど、イヤ〜な気持ちにさせてくれるので面白かったです。最後まで読んで確かに「W県警の悲劇」だと納得です。

2021/04/22

ま~くん

伝説の名刑事を父に持つ新人女性警察官。その父の変死体が発見された。真相はエグ過ぎ。「交換日記」の章では、下校途中に姿を消した女児の行方を捜索。事実に吐き気がした。「ガサ入れの朝」は優秀な相棒千春の活躍。真相には目が点になること必至。「私の戦い」は痴漢事件の取調の様子が凄い。徹底的に冤罪を主張する容疑者。事実は小説ならでは。これも時代か。「消えた少女」では遠足中の女児が忽然と姿を消す。捜索の為に山へ入ったW県警初の女性警視正松永は母親の行動に違和感を感じる。結末は慄いた。上には上がいる。お薦めの警察小説。

2022/04/02

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