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M.G.H. 楽園の鏡像 (徳間文庫)

M.G.H. 楽園の鏡像 (徳間文庫)

M.G.H. 楽園の鏡像 (徳間文庫)

作家
三雲岳斗
出版社
徳間書店
発売日
2021-06-08
ISBN
9784198946548
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M.G.H. 楽園の鏡像 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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よっち

日本初の多目的宇宙ステーション『白凰』で発生した不可解な出来事。『白凰』見学に訪れていた若き研究者・鷲見崎凌が、謎の真相を探るため行動を開始するSFミステリ。従姉妹の森鷹舞以の計略により偽装結婚し、新婚旅行で『白凰』を訪れた矢先に発見した無重力下なのに墜落したかのような死体。凌と彼を慕う舞以の偽装結婚カップルの距離感もなかなか良かったですけど、思わぬところから判明した想像もつかない状況で起きた事件の真相とその動機、そして仮想空間も絡めて生きるとは何かを考えさせるエピソードはなかなか深くて印象に残りました。

2021/08/04

陸抗

宇宙ステーションという、特殊な状況下で起きた殺人事件。地球とは全く違う環境なので、その説明に半分位費やされたため、事件が起きるまでが長く感じた。よくこんなトリック思いつくなぁ…。人として、時間と死に縛られた肉体を持っていた方が幸せなのか、精神面だけをデータとして機械に移して永遠に生きるのが幸せなのか。いずれ起こりそうな未来について問いかけられるような内容に、いつか答えは出せるのかしら。

2021/07/16

しぇん

Sfミステリーという事で導入、事件発生まで中々長いですね。今何頁?とふと確認してしまいました。事件に対する薀蓄と事件発生までの長さで森博嗣先生を何となく連想しました。

2021/06/26

おうつき

宇宙ステーションで起きた不可解な殺人事件を描いた本格ミステリー。無重力空間で墜落死したとしか思えない死体が発見されるという魅力的な謎に惹きこまれ、大胆なトリックに感心してしまった。人工知能や仮想空間といった要素もテーマに密接して上手いこと物語に組み込まれており、殺人事件が発生する前段階でも退屈する事なく読み進められた。「海底密室」の方を先に読んでいたのだが、内容的には今作の方が好み。

2021/09/11

のれん

SFとミステリは相性が悪いようにも見えるが、既存化学で想像できる宇宙空間を舞台とし、推理自体は非常にシンプルな高校科学で考えられるのは読みやすい。 また人物評や現場の描写は基本的かつ正確で古典ミステリのような雰囲気でこれまた読みやすい。 一方でSF描写も目新しさはないが賞受賞も納得のリアリティある未来予想図。 『ストブラ』などでも舞台描写はやけに凝ってる作者だったが、設定の構築と説明は楽しかった。 テーマたる実存の定義はアッサリ気味だが現代で議論され続けるものだろう。作者の力量を感じる。

2021/10/23

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