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小松左京“21世紀"セレクション2 闇の中の子供/ゴルディアスの結び目 【分断と社会規範・心理の変化】編 (徳間文庫)

小松左京“21世紀"セレクション2 闇の中の子供/ゴルディアスの結び目 【分断と社会規範・心理の変化】編 (徳間文庫)

小松左京“21世紀"セレクション2 闇の中の子供/ゴルディアスの結び目 【分断と社会規範・心理の変化】編 (徳間文庫)

作家
小松左京
出版社
徳間書店
発売日
2022-01-12
ISBN
9784198947002
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小松左京“21世紀"セレクション2 闇の中の子供/ゴルディアスの結び目 【分断と社会規範・心理の変化】編 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

先日もTVドラマ『日本沈没』が話題になり、コロナ禍でも『復活の日』におけるその先見性が改めて評価された、日本のSFの大家としてハズせない小松左京。と知りつつも既読は『復活の日』しかなかったので、このセレクションを読んで改めて驚いた。「子殺し」「世代の断絶」「性暴力」「TV撮影の暴走」などの現在問題となっているテーマを半世紀前に、今読んでも違和感のない作品として書き上げている凄さを痛感します。なかでも数年前にネットで話題になった「女だけの国」がほぼそのまま作品になっていてびっくりですよ

2022/01/29

ひさか

2022年1月徳間文庫刊。シリーズ2作目。1963~1983年に発表された20篇を収録。ドタバタと騒々しく歌舞伎ネタを披露しながらの「闇の中の子供」の書き散らすような展開が興味深く面白い小松節を堪能。他、懐の深いエッセイと作品に圧倒されます。さすがです。

2022/05/15

阿部義彦

トクマの特選!小松左京21世紀セレクション。これで、1から3巻まで制覇しましたが、この2巻が自分的には一番良かったです。処女作「地には平和を」狂った歴史を訂正するパラドックス物として、秀逸だしラストも素晴らしい。そしてパート2のジェンダーギャップに関する掌編はどれも楽しめました。その中でもラストの「ゴルディアスの結び目」は噂には聞いてましたが、本当に驚きました、筋はエクソシストを彷彿とさせますが、そこからの思弁的な飛躍が恐ろしすぎます。名作「牛の首」「戦争は無かった」も今でも再読に耐えて刺激的。

2022/10/15

九曜紋

SFとは言うまでもなく、Science Fictionのことではあるのだが、未来が「視える」人にとっては、それはもうFiction(虚構)ではなく、Fact(事実)であるのだろう、と思わせてくれる作品集。重厚感溢れる1冊。

2022/02/14

屋根裏

どれもことごとく粒揃いで素晴らしかった。特に「オフー」は奇妙な味わい。

2022/03/30

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