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宿神 第二巻 (徳間文庫)

宿神 第二巻 (徳間文庫)

宿神 第二巻 (徳間文庫)

作家
夢枕獏
出版社
徳間書店
発売日
2022-01-12
ISBN
9784198947125
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宿神 第二巻 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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豆電球

史実にうまく"あれ"が融合してきた感じです。それでもまだまだこの先どうなるのか見当もつかないので読むのが楽しみです。西行がこれから起こる歴史の波にどう抗っていくのか、文覚が今後どんな道を選ぶのか、宮中のおどろおどろしい禍の顛末も気になります。特に藤原摂関家の気味の悪さにはゾクゾクします。嫌悪感が募りはするのだけれど、もっと知りたいという欲求も。頼長は好きじゃないけど嫌いにもなれない、なんだか気になる存在です。次巻ではいよいよ保元の乱勃発でしょうか。楽しみです。

2022/05/23

かめゆき3

待賢門院璋子は以前大河ドラマで見て、嫌なイメージしかなかったのですが、この作品でなおそのイメージが深まりました(笑)。西行さんはともかく、西行さんの妻子が気の毒過ぎる。待賢門院璋子の晩年を知らなかったので、驚きました。これまで 璋子に囚われ、璋子のためだけに生きてきた西行さんが今後どう生きて行くのか楽しみです。

2022/02/24

ほにょこ

★★★☆☆ 彼女への想いは募るばかり。ついにその情熱がほとばしる! そして西行として生まれ変わったものの・・・。狂おしく悲しい話でした。この後はどういう話になるんでしょうね。

2022/05/23

suntalk

佐藤義清、覚鑁と出会う。鳥羽上皇、覚鑁、待賢門院璋子らの前で、十枚の襖絵に向かって、璋子への思いを十首の歌に書き記す。その後、出家し、西行となる。

2022/05/18

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