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大奥騒乱 伊賀者同心手控え 〈新装版〉 (徳間文庫)

大奥騒乱 伊賀者同心手控え 〈新装版〉 (徳間文庫)

大奥騒乱 伊賀者同心手控え 〈新装版〉 (徳間文庫)

作家
上田秀人
出版社
徳間書店
発売日
2022-02-08
ISBN
9784198947156
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大奥騒乱 伊賀者同心手控え 〈新装版〉 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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やま

伊賀者と御庭番の忍び同士の戦いが壮烈です。江戸城の大奥の手先になって活躍する御広敷伊賀者同心の御厨一兵の物語です。大奥上臈飛鳥井は、八代将軍徳川吉宗の孫であるが無役の白河藩主松平越中守定信から「今後、わたくしに従っていただきたい」と命じられるが、きっぱりと断る。しかし、不安になり大奥表使いの大島に御広敷伊賀者の中から御厨を味方につけて松平定信に対抗していきます。定信が、大奥を自分に従わせようと、吉宗から御三卿の田安家に付けられた御庭番を使って暗躍するのを御厨が防いでいきます。🌿続く→

2022/03/13

wang

大奥の中の権力闘争、伊賀とお庭番の争い。家重・家治に重用された田沼意次と吉宗の孫である松平定信の対立など著者お得意の設定が生かされた独立した作品。大奥の走狗として飼われた伊賀者・御厨一兵が組を離れて一人で将軍後継問題に対処させられる。お庭番創設以後揺らいでいた伊賀組の存在意義が問われる展開。戦の心得が語られ、それを実践することでお庭番に勝とうとする。曰く、相手が強ければ逃げろ。忍びは生き延びるのが仕事、逃げることは恥ではない。強い敵に勝つには地の利・時の利を使えなど。

2022/09/27

もとさん

おおむね良好。 歴史的事実もあるので、そんなに派手は展開はできないけど 最後はやっつけてきな展開に思えた

2022/02/25

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