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歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)

歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)

歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)

作家
近藤史恵
出版社
徳間書店
発売日
2022-03-09
ISBN
9784198947262
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歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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りゅう☆

職場のパワハラで引きこもりになった久澄は祖母の依頼で観劇代行のアルバイトをすることに。歌舞伎、オペラ、演劇。一人で初めての敷居の高さに共感。そして毎回ある老紳士と出会う。歌舞伎の世界を知りながら、誰かがペットボトルをすり替えたり、交換した席で写真撮られたりなどちょっとした事件を老紳士と解決したり。友達と口論したり、姉の悩みを知ってしまったり。老紳士と言葉を交わすことで、芝居が好きになるにつれて久澄の閉ざされた心が開いていく様子に心温まる。老紳士と祖母の繋がり、久澄の今後、祖母との関係などハピエンが嬉しい。

2023/08/05

NAO

セクハラと嫌がらせで心を病み家から出るのも辛いほどだった主人公が祖母の代わりに歌舞伎座に行き、そのたびに、いつも同じ紳士を見かける。それだけでなく、なぜか、不思議な事件に巻き込まれてしまう。祖母は、なぜ主人公にチケットをくれるのか。いつも出会う紳士は何者なのか。生きるのが苦しいのは、主人公だけでなかった。何も苦労などないような姉も、彼がいる友人も、密かに悩みを抱えている。そして、祖母にも、誰にも言わずにいた秘密があった。歌舞伎座に行くたびに、自分を取り戻していく主人公を応援したくなる。お姉さんも。

2023/01/17

坂城 弥生

歌舞伎は苦手意識があるのでサラッと読んだけど、オペラのカルメンは興味深かった。

2022/07/13

カブ

家事手伝いの久澄は、祖母の代理で歌舞伎などのお芝居を見に行くバイトを請け負う。行く先々で必ず出会う謎の老紳士と共にちょっとした謎を解いていく。初めて観る事になる歌舞伎やオペラ、着ていく服からマナーまで敷居が高いと思っていたがそれほどてもなさそう。観に行ってみたくなった。

2023/11/15

アッシュ姉

犬のお世話ときどき観劇。こんなバイト暮らし羨ましすぎる。わたしならもう働きたくないかも。ワンコの可愛すぎるしぐさが目に浮かぶようで、犬愛を感じる描写力ににっこり。

2024/03/28

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