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推しが武道館いってくれたら死ぬ 4 (リュウコミックス)

推しが武道館いってくれたら死ぬ 4 (リュウコミックス)

推しが武道館いってくれたら死ぬ 4 (リュウコミックス)

作家
平尾アウリ
出版社
徳間書店
発売日
2018-05-11
ISBN
9784199506222
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「推しが武道館いってくれたら死ぬ 4 (リュウコミックス)」のおすすめレビュー

すれ違い百合コメディ! 地下から武道館を目指すアイドルとオタクたちの軌跡

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(平尾アウリ/徳間書店)

 ここまで来られたのは、ファンのみなさんのおかげです――。テレビや雑誌でよく聞くアイドルたちのこうした感謝の言葉を、私は今までどこか“綺麗事”のように思っていた。しかし、地下アイドルとファンの関係を描く『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(平尾アウリ/徳間書店)を読み、その考えを改めることになる。応援してくれるファンがいなければ、アイドルは存在することさえできないのだ。

 岡山県で活動する7人組アイドルグループ「ChamJam」は、毎回定期公演に来てくれる固定ファンこそいるものの、なかなか売れないマイナー地下アイドル。いつも後列で踊っている人気最下位のメンバー・舞菜には、全収入を彼女に捧げる伝説の女オタク・「えりぴよ」がいた。「舞菜が武道館いってくれたら死んでもいい」と言い切る「えりぴよ」は、いつも舞菜の握手券付きCDを買い占めているが、握手をするときの舞菜がいつも塩対応(反応がそっけないこと)であることに悩んでいる。一方の舞菜は、どうやら「えりぴよ」に特別な感情を抱いているようで、その不器…

2018/5/20

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「このガチオタっぷりは尊敬に値する」 アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」第1話、推しに全力な女オタク・えりぴよに共感の声続出!?

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』6巻(平尾アウリ/徳間書店)  2020年1月9日(木)に、アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の第1話が放送。地下アイドルを全力で応援する主人公・えりぴよの姿に、「何よりも推しが1番って気持ちがめっちゃ分かる」「ドルオタあるある満載すぎておもしろい」と共感の声が相次いでいる。  同アニメは、平尾アウリの漫画を原作としたアイドルオタクの物語。真っ赤なジャージでライブに通い続ける強烈な女オタク・えりぴよは、岡山で活躍するアイドル「ChamJam」のサーモンピンク担当・市井舞菜を推していた。ライブの最前列ではサーモンピンクのペンライトを振り、CDや握手券も大量に購入。しかし特典会では舞菜から“塩対応”されると悩んでいる。  ある日ChamJamの新曲が発売されることが決まり、次の特典会では新衣装でチェキが撮れることに。えりぴよはオタク仲間のくまささんと、チェキ券をゲットするために早朝から会場前に並ぶ。しかしこの日は猛暑日になってしまい、並んでいるオタクたちは全員汗だく。ようやくチェキ券を手に入れたえりぴよは、自分…

2020/1/15

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ドルオタあるある満載の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』アニメ化に歓喜の声続出!

『月刊COMICリュウ』7月号(徳間書店)

 アイドルとファンの関係を描いたコメディ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』がアニメ化されることが決定。「アニメを見るまで死ねない!」「動くChamJamが見れるなんて楽しみ」と期待の声が続出している。

 平尾アウリが手がける同作は、岡山の地下アイドル「ChamJam」のメンバー・舞菜と、熱狂的な舞菜オタク・えりぴよの物語。えりぴよはライブ会場に真っ赤なジャージ姿で現れ、収入のすべてを舞菜に貢ぐ。舞菜への愛が高まりすぎてライブ中に鼻血を出したこともあり、ChamJamファンの間ではすっかり伝説の人物だ。

 えりぴよは握手券を買い占めてまで舞菜への愛をアピールし続けるが、舞菜はなかなか目を合わせてくれず会話もそっけない“塩対応”。えりぴよは自分が嫌われているのではと思い悩むが、実は舞菜もどんなファンよりえりぴよのことが大好き。2人は少しだけすれ違った思いを抱きながらも、「ChamJam」がいつか武道館に立てる日を夢見てアイドル活動とオタク活動に専念している。

「アイドルあるある」や「ドルオタあるある」などがふんだ…

2018/6/4

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推しが武道館いってくれたら死ぬ 4 (リュウコミックス) / 感想・レビュー

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ひうら

えりぴょと舞奈は相変わらず両片想い。えりぴょの世界観になんとかついて行こうとする舞奈が健気で愛おしい。推しが~世界のアイドルたちが色々と登場。特に推しアイドルを決めない層にとっては純粋に楽しめるイベントじゃないかなぁと。さらにアニメ化も決定して日々の楽しみ…否さ、生き甲斐ができました…!!えりぴょの声優はCMと同じ早見沙織さんになるのかな?個人的には舞奈の声は後藤沙緒里さんの声がイメージにぴったり!れおが舞奈とセンターの話をしているシーンを見て、れおは過去の自分を舞奈に重ねているんだろうなぁ…と感じました

2018/06/15

雪紫

原作一気読みキャンペーンにて読了。くまささん自身はわきまえてるから気付かないけど何気に重要な位置にいるよなぁ・・・。しかし、おまえは好きな相手が同じ次元にいるだけでありがたいと思え。なんというパワーワード。

2020/04/16

ソラ

今回はまあまあシリアス目な話もありつつもえりぴよが良い意味でぶち壊してくれるので良い意味で緩い雰囲気があって良い。

2018/05/19

長野秀一郎

れお愛してる!(鼻血) 本巻も生き急ぎ過ぎてるえりぴよたちのギャグはキレキレだったけど、センター・れおが健気すぎてそれどころじゃない! かつての仲間が上に行くこと、努力が報われないこと、年齢、リーダーとしての自身の不甲斐なさ……。その焦燥も情けなさも、ワイのようなオッサンにはよくわかる。身に覚えがあるから。それでも矜持を失わず、内心では泣きながらかもしれないが前に進もうとする彼女に心からのエールを送りたい。個人的評価は5以外にない。

2018/05/14

わたー

★★★★★ツレをアイドル沼にハメようとしたら、二次元沼に堕ちてしまったでゴザルな4巻。だけど、私にとってはえりぴよさんよりも共感する。推しが同じ次元に存在していることの、なんと幸せなことか。なんで舞菜産んでないんだろ。にはドン引き。えりぴよさん語録の引き出しがまだあったことにも驚愕している。

2020/04/14

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