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夢金 (古典と新作らくご絵本)

夢金 (古典と新作らくご絵本)

夢金 (古典と新作らくご絵本)

作家
立川談春
寺門孝之
ばば けんいち
出版社
あかね書房
発売日
2017-02-02
ISBN
9784251095107
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夢金 (古典と新作らくご絵本) / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

江戸にしんしんと雪のふる夜。一軒の船宿を訪ねる男と女。船を出すは金に目がない欲深い船頭。悪巧み、脅し、とっさの機転。全ては闇の中の出来事… ■古典落語の絵本を読みました。滑稽な様で ちょっと怪しい、流れる様な噺の運び。人間の素朴な欲を漫符を交えて楽しい絵に仕立てたのは寺門孝之さん。■古典落語といえど、流派や噺家によって様々なアレンジがあるのですね。そもそもはもっと大人向きなサゲだったものを、立川談志などが より余韻の残る形にしたとか。■高座で聴いてみたいドラマチックな噺でした。 (2017年)(→続

2020/02/01

落語絵本。うまくオチもまとめており、絵も寒さが伝わってきます。いつの時代も世の中カネなのだなぁ。

2018/01/28

ケニオミ

金のことしか頭にない船頭。雪降る夜に、その船頭が船を操ることになった客。客は船頭にした儲け話とは、船頭の良心を試す内容だった。目の前にお金をちらつかされた船頭は・・・。船頭さん、その後改心したかな?

2017/03/05

あおい

欲深い船頭くまこうが妹をつれたお侍を船にのせるが…絵が全体的に暗くて怖い。なるほど夢金ね。

2019/05/12

ヒラP@ehon.gohon

落語の絵本はいろいろありますが、落語家になった気分で読み上げられる絵本です。 雪の夜に船宿を訪れた意味ありげな二人連れ。夢見心地の欲深船頭に船を出させて…。 こぎみよい展開が、いかにも落語口調で展開されます。 寺門さんの意味ありげな絵に翻弄されて、おちも見事にきめています。 だたし、かなり練習しないと味が出せないかも知れませんね。

2017/04/28

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