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それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)

それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)

それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)

作家
田房永子
出版社
秋田書店
発売日
2015-10-16
ISBN
9784253107358
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「それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)」のおすすめレビュー

「それでも親子でいなきゃいけない?」毒親との関係を見直せる痛快コミックエッセイ

『それでも親子でいなきゃいけないの?』(田房永子/秋田書店) 近年は「毒親」という言葉が一般的に使われるようになってきたが、親子関係に息苦しさを感じても「自分さえ我慢すればいい」と考えている方はまだまだ多い。しかし、「親といるとなんだか息苦しい」「ありのままの自分でいられない」という気持ちを抱いたことがある方は『それでも親子でいなきゃいけないの?』(田房永子/秋田書店)を参考にし、自分が置かれている状況を客観視してみてほしい。

本作は、自分を支配して第二の人生を生きようとする母親との葛藤を描いた『母がしんどい』(KADOKAWA)のその後を記したコミックエッセイで、著者の体験談以外にも、強烈な毒親エピソードが多数収録されている。

毒親に育てられた方は自分の親が毒になっているということに気づかず、自分自身を責めてしまっていることも多い。自分の時間を自分のために使うという当たり前のことができなくなるので、知らないうちに親のための人生を歩んでいることもある。だが、同じような状況を経験している人がいることを知ったり、著者の考えに触れたりすれば、自分の人生を…

2018/12/11

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 今回ご紹介する書籍は『母がしんどい』の田房永子さんが、その後の母子関係を描いた『それでも親子でいなきゃいけないの?』です。自身の過去を振り返るとともに「親といると息ができないみたいに苦しい…。」「子どもの頃から母には絶対服従で言いなりになってきた。」「実家がしんどくて思いきって親と関わることをやめた。」など、親との関係に苦しんでる方々の母子関係を描いています。

 親子関係にもう疲れてしまった…。そんなあなたへ捧げたいエッセイコミックです。

 母について悩んでいる人たちで「母あるある特別座談会」を開催。たくさんのエピソードが飛び交うなか、とくに満場一致でみんなが頷き共感したこととは?

※本作品はコミック『それでも親子でいなきゃいけないの?』(田房永子/秋田書店)から一部抜粋・編集しました この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

2023/3/23

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 親子関係にもう疲れてしまった…。そんなあなたへ捧げたいエッセイコミックです。

 就職先が決まった依子さん。しかし、会社の入社式に親を呼ばなければならないと知ってパニックに! まだ入社していないにも関わらず、依子さんは本気で入社辞退を考えたそう。

※本作品はコミック『それでも親子でいなきゃいけないの?』(田房永子/秋田書店)から一部抜粋・編集しました この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

2023/3/22

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それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection) / 感想・レビュー

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さなごん

私も自分の親とはあまり交流しておらず、それを周りに批判されたりしてたので共感できる部分があった。今は自分の親のことも気になるけど私自身が娘たちにとって毒親になってないかが気になる

2016/07/30

左端の美人

わたしも親に「辛かった」って言ったら「もう終わったこと」「わたしはちゃんと子育てした」の一点張りで会話にならなかったなぁ(/ー ̄;)自分が親になると忘れようとしてた古い記憶がフラッシュバックして辛い。親だからって子どもの人権を侵害していいわけない。

2016/04/27

左端の美人

只今、絶縁中です。「母がしんどい」も読みましたが、素通りお父さんまで状況がよく似ていて共感しました。毒親あるあるが被りすぎて笑い飛ばしたいけど笑えない。しんどいから暫くほっといて、荷物送らないでと何回言っても、毎月送られてくるお菓子や娘の服で、心折れそうな現状況に希望を与えてくれた一冊でした。「自分がよろこぶのが一番大事」自分の気持ちに正直にいよう。

2015/10/17

のりすけ

独立する、少しの距離では帰れないような場所に親と離れて暮らす…などの、物理的距離感を取らないと、毒親との縁ってなかなか切れないと思う。自分が親の立場だから、毒親にならないように注意しなくちゃ。「たにんごと」として読まないと、感情を重ねたらきつい。

2018/04/24

青龍

家で親の機嫌を伺って生活するのは苦しい。テレビドラマのように、親に注文(◯◯しないでとか)したり、親に何かを相談したりする家庭が実在すると知った時は、ショックだった。多くのことを自分で仕切る親に対しては、「お願い」すら逆鱗に触れ、結果的にマイナスにしかならいから、どんな理不尽なことも我慢する方がマシだと、周囲に理解してもらえないのが一番辛かった。

2020/06/28

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