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生きやすい 2 (2) (書籍扱いコミックス)

生きやすい 2 (2) (書籍扱いコミックス)

生きやすい 2 (2) (書籍扱いコミックス)

作家
菊池真理子
出版社
秋田書店
発売日
2020-10-16
ISBN
9784253107457
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「生きやすい 2 (2) (書籍扱いコミックス)」のおすすめレビュー

「人の気持ちを勝手に“同期”してしまう」「くつろげなくて号泣」生きづらさに共感する実録エッセイ漫画第2巻

『生きやすい』(2)(菊池真理子/秋田書店)

 まるで、自分のことを描かれているみたい…。『生きやすい』(菊池真理子/秋田書店)はそんな衝撃を受けた1冊。日常の中で感じる、言葉で形容しがたい生きづらさを分かってもらえたような気がして、とてもうれしかったのだ。

 そんな貴重作の続編『生きやすい』(2)(秋田書店)にも分かりすぎる生きづらさが描かれており、なんとも言えない気持ちになった。

 酔って奇行を繰り返す父親と新興宗教信者の母親を見つつ、壊れていく家庭の中で生き抜いてきた著者の菊池さんは、複雑な家庭環境の影響もあり、常に自分を責めたり、自己犠牲的な考えをしてしまったりする。

 もっと気を抜いて生きたいのに、それができない自分がイヤ。そんな心境に激しく共感するのは、きっと筆者だけではないはず。本作には、自己肯定感の低い私たちが自分を少し許せるようになるヒントが詰め込まれている。

「人の心を読まない」のも思いやり  私たちは誰かに嫌われず、あざ笑われないよう、人の心を読むことを習得し、美徳としている。十数年前、「KY(空気が読めない)」という言葉が流行ったの…

2020/11/15

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 もっと単純に生きられたら楽なのにな…『生きやすい2』は、そんな自分との付き合い方を描き、話題を呼んだノンフィクションエッセイの第2弾。好評につき再連載でお届け。本作では、コロナが禍で出てきた生きづらさと、悪戦苦闘しながらも折り合いをつけていく様子も描かれています。

 突如訪れたコロナ禍に戸惑いつつ、英語の勉強を始めた著者。コロナ禍で皆が不安な中、自分も何かやらなけらばと思い立つ。でも、何をすればいいんだろう…。

※本作品は『生きやすい2』(菊池真理子/秋田書店)から一部抜粋・編集しました。

2023/3/19

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 もっと単純に生きられたら楽なのにな…『生きやすい2』は、そんな自分との付き合い方を描き、話題を呼んだノンフィクションエッセイの第2弾。好評につき再連載でお届け。本作では、コロナが禍で出てきた生きづらさと、悪戦苦闘しながらも折り合いをつけていく様子も描かれています。

 コロナがやってきた。最初は情勢に翻弄されているだけでも、徐々に自分の心が疲れていることに気づく。なんでだろう…? コロナ禍での行動を振り返ってみると?

※本作品は『生きやすい2』(菊池真理子/秋田書店)から一部抜粋・編集しました。

2023/3/18

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生きやすい 2 (2) (書籍扱いコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

みゆき

私自身モヤモヤに形を与えないまま放しておいて、押し潰されることが多々ある…。筆者はモヤモヤと向かい合って悩み考え抜いている。「職業病」もあるかもしれないけれど、メモやノートが多々あり、すごいな〜と思ってしまった。すべてにシンパシーを感じたわけではないけれど、想像力を鍛えられる感じ。

2020/10/31

ロビン

1巻に引き続き面白い。そうそう、おんなじ、生きづらいの、となんだか読んでてほっとする。リラックスができない、何気ない連絡ができない、などなど。いちいちおんなじだ。他人事だと笑えるけど、自分事だと、同じようにもだえ苦しむ。

2023/07/22

yuko0611

初めて読む菊池真理子さん。コロナ禍の過ごし方に興味があったので二巻から読んでみた。私と似た傾向で私より重たいので、「これは読んでいてつらいかも」と思ったが、暗さの更に奥に明るさもあったので大丈夫だった。私もコロナ前からリモートワークだったので、後半は共感できる部分が多かった。ちょっとだけ出てくるダルクの上岡さんのアドバイスも収穫だった。

2022/10/26

YIYI

おんなじ感じの人がいてよかった

2022/05/22

シュウヘイ

自分自身の感覚と似たようなところが多くて共感できた 人との距離感は難しい 自分のキャラを使い分けるのは面白いかな 無理に正直にならなくてもいい

2021/12/12

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