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鬱ごはん(3) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

鬱ごはん(3) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

鬱ごはん(3) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

作家
施川ユウキ
出版社
秋田書店
発売日
2019-03-19
ISBN
9784253255592
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あらすじ

腹は減るから何かしら食べる。そしてたまには旅にもでる。とくに贅沢でも、悲惨でもない、いつも通りの一人メシ。鬱野たけし、20代から30代へ。精彩に欠けつつも、変わらぬ毎日……。

鬱ごはん(3) (ヤングチャンピオン烈コミックス) / 感想・レビュー

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鱒子

1&2巻の頃と比べると、貧しさ、閉塞感、絶望感、そして食事の醜悪さが薄れています。主人公の脳内にしか存在しない妄想黒猫は、もはやソデ(カバーの折り返し部分)にしか居ることを許されないのでした。作者の絵がすごく上手くなっているのが、嬉しくもあり寂しくもあり。

2019/09/27

ぐうぐう

鬱々とメシを食べる。ネガティブであるということは、思考と妄想を導く。こんな具合だ。「最近ようやくスーパーのセルフレジを臆することなく使えるようになった 年齢を重ねるごとに新しいことをするのが億劫になっていく だが何かを得るには動くしかない 大切なのは最初の一歩を踏み出せるかどうか 心理的ハードルの高さは二歩目三歩目と続く程にみるみると下がっていく 殺人に例えるなら一人目を殺す時と二人目以降ではハードルの高さは桁外れに違うだろう」そう鬱々としながら、鬱野は五度目のサブウェイに入る。(つづく)

2019/04/16

あーびん

巷のグルメ漫画は過剰なほどの食礼賛の喜びにあふれているが、この漫画でみられるのは孤独な青年の食に対するネガティブな想いというのに意表を突かれる。でも食も当たり外れがあるからそのアプローチも奇妙に納得できる。そして毎回主人公の残念さに共感しつつ、つまらない主人公のモノローグになんだか哲学的な深さを感じてしまう。3巻はけっこうアクティブだったね。

2019/03/22

十二月の雀

正直な所、「まだ続いてたのかwwww」って感じだが、やっぱり鬱野くんが好きだと思った。彼ほど『食』に向き合い(後ろ向きに)、探究心を絶やさない人は知らない。そもそも僕自身が食にそんなに感心が無い。だから鬱野くんのスタンスは時には笑えて、時には刺激的で、時には身につまされる。彼と友達になりたい。同年代だし、たまに一緒に飯を食いたい。きっと毎度の食事が鬱々とした新鮮味があるだろう。まあ、持ってる飯系漫画は、ダンジョンのやつとコレしかないんだけど。

2019/03/26

HK

鬱野くんが歳を重ね職歴的にはよりヤバくなってきているが、こじらせながらも状況を受容(あるいは諦観)し、過剰なルサンチマンはなくなってきた(ゆえに黒猫妖精は本巻では登場しない)。初期の尋常ではない昏いヒリヒリ感も好きだが、いまの成長した鬱野くんのなんならちょっと楽しげな様子も味わい深い。

2019/03/29

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