KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版

新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版

新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版

作家
日高敏隆
海野和男
出版社
朝日出版社
発売日
2011-06-11
ISBN
9784255005843
amazonで購入する Kindle版を購入する

新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

扉のこちら側

2016年109冊め。今でこそ知られるようになった、チョウは決まったルートを飛ぶという「チョウ道」の存在に、戦前に気づいて独自調査を始めた少年時代の著者の話や、チョウのオスがどうやってメスを見つけるか、チョウはどうやって花を認識しているか等、「そういえば理科の授業でそんなことを聞いたような気がする」けれど実のところよくわかっていない昆虫の不思議を学べる本。こちらはフォトブック版ということでチョウの写真がたくさんでゾクゾクしてしまった。実はじっくり見るのは苦手。

2016/02/19

AICHAN

図書館本。山の中にある図書館にはもういけないなと思っていたら、ネット予約すれば駅前のビルで貸し出しと返却を受け付けていると知って早速、出向いて借りてきた。京大名誉教授だった故日高敏隆さんが文章を書き、教え子の海野和男さんが写真を担当している。日高さんは子どものころから昆虫が好きで、蝶の通り道の謎や花に集まる理由、オスがメスを見分ける方法などについて少年のころから調べた。一流になる人は子どものころから違うんだなと思った。海野さんの蝶の写真も素晴らしい。

2023/01/14

ぼんくら

面白くて一気読み。日本動物行動学の第一人者の日高敏隆さんが、1976年に出版したものの新版。子どもの頃から追い続けたチョウ道についての「チョウの飛ぶ道」、チョウは花が分かるのか調べた「チョウが花にとまるとき」、なぜメスがわかるのかの実験「チョウがメスを見つけるとき」、産卵の場所「チョウが卵を産むとき」の四つのお話。文章が読みやすく観察や実験を通して明らかになるチョウの生態にグイグイ引き込まれる。30年以上前に青少年向けに出版されたというのに少しも古臭くない。写真もとてもきれいです。

2011/10/01

Ryoichi Ito

チョウはどんな道を飛ぶか,チョウはどのようにして花を見つけるか,チョウはどのようにしてメスを探すのか,チョウはどのようにして卵を産む葉を見つけるか,このような問題を調べる実験を次々に行う日高先生。日高先生と高校生の海野さんは近所の歯科医師・宮川さんの紹介で仲良くなった。海野さんは東京農工大学の日高研究室に進み,結局昆虫写真家の大家になった。本書は日高先生のわくわくする文章と海野さんの見事なチョウの写真を存分に楽しめる。

2022/09/29

kubottar

写真がとにかく美しい。蝶の交尾画像ばかり列挙されていたのはちょっと笑った。

2011/07/21

感想・レビューをもっと見る