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しあわせって、なに?(こども哲学)

しあわせって、なに?(こども哲学)

しあわせって、なに?(こども哲学)

作家
オスカー・ブルニフィエ
重松清
カトリーヌ・ムリス
西宮かおり
出版社
朝日出版社
発売日
2019-06-01
ISBN
9784255011202
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しあわせって、なに?(こども哲学) / 感想・レビュー

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モリー

たとえ答えが出なくても、問うに値する問があると思う。例えば「しあわせって、なに?」という問はその一つだ。より良く生きたいと願う人は、きっとこの問題を一生かけて問い続けるだろう。しかし、答えのなさそうな問題をどう考えていけばよいか分からないという人が殆どではないか。私も含め、多くの人が考えることを途中で放棄しているのではないか。この本は、こども向けの哲学の本ですが、示されている方法は老若男女を問わない。問から生まれた答えが、さらなる問を生む。「本質的な事柄は問のままであり続ける。」

2022/10/26

ひさしぶり

フランス人のイメージは誇り高き個人主義。日本人は横並びことなかれ主義。多様性の世界にでる人を造るならこどものうちから哲学に触れてみてはと思う。①しあわせってどうしてわかる?気づき②しあわせになるのは簡単なこと?方法③何がなんでもしあわせになりたい?目的④お金があればしあわせ?お金⑤しあわせになるにはみんなが必要?関係⑥どうして時々不幸になるの?不幸 ○何かを持ってるより探している方が幸せな時もない?○幸せと楽しみを区別すること…… この本ってこども向きだよね⁇こっちが頭抱えちゃう。

2020/09/15

不識庵

簡単なことを難しく考えるくせが知らず知らずについていた。それが取り払われるだけでも、ずいぶん変わってくるだろう。幸せは単純ではないから、よけいなものを除けて多方面から考えるガイドになる本である。未来への不安はあってあたりまえ。その不安はどこから来るのか、不確実なこの世を生きるのに、手軽な処方箋はなさそうだか、怯えて生きるのも嫌なら、本書を読んでみるといいかも。

2020/07/24

あっくん

少しずつ読み聞かせていた本がようやく終了。とても深い本です。哲学が考えることは畢竟2つだけ。1つは「この世界はどうなっていて、これからどうなるのか」もう1つは「私はどこから来て、どこへ行くのか」ということ。前者は自然科学の発達により、解明されてしまった部分が多い。しかし後者は情報過多が進むにつれて益々混迷の度合いを強め、諸子百家状態だ。幸福論もそうである。結局幸せのカタチは多様でありその人独自のものでしかない。幸せかどうかは本人がどう認識するか、でしかない。そう割り切れる強さを子供の頃から持ってほしい。

2021/09/20

yk

どんなこともしあわせだって認識しなきゃなんのことはなくなってしまう。今みたいな大変なときこそ今一度考えたい。

2020/04/11

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