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稲川淳二の死ぬほど怖い話 (ハロウィンセレクト文庫)

稲川淳二の死ぬほど怖い話 (ハロウィンセレクト文庫)

稲川淳二の死ぬほど怖い話 (ハロウィンセレクト文庫)

作家
稲川淳二
出版社
朝日ソノラマ
発売日
1994-07-01
ISBN
9784257750130
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稲川淳二の死ぬほど怖い話 (ハロウィンセレクト文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

稲川淳二さんは決してお笑いの人ではありませんが、幽霊をブラックな苦笑いで語る才能に長けた人だと思いますよね。単純に深刻に怖がるのではなく怯える中にも心の何処かで密かに怪異を楽しんでいる様な怪奇の専門家の余裕みたいな雰囲気も感じますよね。この心霊現象が真実かどうかは解りませんが私は稲川さんの人間性を信じたいと思うのですね。『朝の訪問者』駅のホームで電車を待つ私を電車が入線して来るのに後ろから必死で押すのは小学校の時に死んだ同級生の少年だった話。『私以外はみんな死んだ』健康番組の共演者が次々に亡くなった実話。

2020/04/29

澤水月

94刊。印洋上で自決前に手を振る息子を幻視する著者の祖母の話は海空の青、軍服の白、血の赤のコントラストが強烈悲哀。このほか旅芸人親子哀話など後の“鉄板”が一番原型的ながら要素大目に纏められている気が。まだ今で言う出川的ポジのリアクション芸能人の頃なためか「裕福な友多い不良で、自分も結構ヤンチャ」話が多く元気で微笑ましい。長い死体など名作目白押し。日航機墜落絡みなど今は個人の芸能怪談も多々。個人的に「23年前の稲川本を読む」と呟いてから「稲川家には23年ごとに不幸がおきる」と読んだのがこの夏一番マジでゾゾ

2017/08/24

キー

1992年に大陸書房からタイリクブックスの一冊として発売された稲川淳二氏の著作を、1994年に文庫化したもの。 割りと長めの怪談が5つと、ショート怪談が14、計19本の怪談が収録されています。 ショート怪談に関しては、まあまあの切れ味、という感じですが、どれも宿泊先で出会った怪異である長めの怪談はなかなか読み応えがありました。 誰もいない、ではなく、だあれもいない、など、どの怪談も、稲川淳二氏の語り口調がそのまま文字として文章化されていますので、脳内で稲川淳二氏の語りとして再生されますね。

2020/12/25

akatuki

いくつか知っている怪談が収録されていたが内容や語り方に違いがあることが面白かった。

2017/07/13

かおりんご

読んでるときに、ぞぞぞっとしました。ほんと、怖い!

2011/07/09

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