その先の看護を変える気づき: 学びつづけるナースたち
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その先の看護を変える気づき: 学びつづけるナースたち / 感想・レビュー
JunTHR
すごく良い。看護学生や看護師が、実習や日々の看護での“気づき”をどう発展させていくのかを綴ったエッセイと、看護学的な解説、そして柳田邦男らの鼎談。“気づき”というテーマに絞りつつも幅広く書かれている。特に看護学生たちの実習での“気づき”を綴ったエッセイは、その素朴さと率直さに度々の落涙。師長たちもまた、ベテランだからこその日々の“気づき”とエピソードを綴り、それらを活かそうという心意気は、将来の患者としてもとても心強く感じた。ごくたまに専門用語が解説なしに使われるのは門外漢には少し不親切だが、それはまぁ。
2014/01/05
おおカワ
やってること、やったことが中毒になるまで続ける。まだ中毒になってないということは、まだ途中段階というわけか。人間に対する興味が大事ということを思い出させてくれた。
2013/05/09
ななまる
振り返りの方法が知りたくて購入したが、内容は看護師の経験の振り返りと、それに対する考察でした。最初に期待した内容とは全く違ったけど、考察が深く、関係ない職業だが、参考になる部分が多かった。これはこれで面白い。
2017/10/12
reo
学生、看護師、師長が忘れられない患者さんについて書いたエッセイが中心。忙しい中業務に追われながらも、こんな看護を実践している人がいるのだと思うと、元気をもらう。「p60:看護業務から看護実践へ」「p85:今日一日は人生の中のかけがえのない一日。」「p265:少なくとも、日本の多くの看護師たちは(脳死の人が)死んでいるとは思っていないですよ。」
2012/09/05
m shika
良著。 いま読んだからいまわかる。
2015/08/12
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