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はじめての精神科―援助者必携

はじめての精神科―援助者必携

はじめての精神科―援助者必携

作家
春日武彦
出版社
医学書院
発売日
2011-12-01
ISBN
9784260014908
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はじめての精神科―援助者必携 / 感想・レビュー

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白義

援助者のために書かれた本ではあるが実際は心の病に取り組むほとんどの人が読むべき、マニュアル離れした深みがある。「究極のリアリズム」とでも言うべきものが本書の基本トーンで精神科の現場のあるあるに本音で答え実践的。患者に嘘もつかなければいけないし困った患者やその家族にはどうしようもなくむかつく、結局どうあがいても救えないし死んでしまう患者もいるよ、と淡々とした率直さで幻想を拒みながらそんな現実への対処を指南している。その明け透けぶりから精神医療者への手引だけでなく、普遍的な他者論としても極めて有益でもある良書

2016/12/22

Gen Kato

実は表紙買いなんですが、内容の濃さとそれでいてわかりやすいことに感動。病気に対して具体的に何ができるのか。今後も何度も読み返すであろう、名著だと思います。

2018/10/12

かえるくん

「援助者必携」という謳い文句を大げさとは感じさせない凄みがある。そう感じるのは、熱意とやさしさだけではじゅうぶんではない、ということを痛感した著者によるアドバイスだからだろう。経験を積んだ援助者であれば、この本に書かれていることのいくつかを実践しているはずだが、そのすべてをあますことなく周囲に伝えられているとは限らない。それだけに援助者の奥義とでも呼びたくなる諸々を、ここまで言語化して遺してくれていることに感動した。援助者として、こんなに頼りになると思った一冊はない。

2017/10/08

さぶ

精神科患者の援助に携わる者の入門としてだけでなく、他科の医師やその他精神疾患を含む相談者がいる弁護士等の業務者にも役立つ内容でした。教科書的な内容ではなく、誤解を恐れずに永年の精神科医としてのお考えを披露されており、ためになりました。

2015/11/02

ゆき

素晴らしい、納得の書でした。実践的で、知恵の詰まった本です。繰り返し述べられるのは、『どうにもならないときは、待つしかないこともある』ということ。物事が動かないのはエネルギーが足りていないわけで、それが動くまで周囲は何かできるわけではないということを、こんなベテランのお医者さんから聞くと、胸のつかえリがとれる気がします。私も、家族との関係が共依存的なまま10年以上過ごした経験があるので、この感覚はとてもよくわかるんです。人を援助する立場にいる方には、どなたにもお勧めです。

2017/07/15

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