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ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく)

ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく)

ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく)

作家
田村尚子
出版社
医学書院
発売日
2012-07-28
ISBN
9784260016629
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ソローニュの森 (シリーズ ケアをひらく) / 感想・レビュー

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魚京童!

精神を病んだ方が、人間らしい生活をしているのかもしれない。まともな精神ならこんな都会生活できないでしょ。

2018/10/14

小蔀 県

合間合間に短いエッセイを挟む写真集。撮影の舞台は、ラ・ボルドというフランスの精神病院。守衛や柵が設けられていない病院で、患者たちは中を自由に動き回れる。自転車に乗って出かけたり、食堂でみんな集まってご飯にしたり……こうした様子を見ていると、ここに収められた人のうちに、《患者》なる存在はいないように思えてきます(「学者か何かだと思って話していたら患者だった」ということもあったそうです)。看護士は「ここを家族のように思って」と言い、研修生も「また戻ってきたい」と言う。SFじみた箱庭的空間が、確かにあるのだ。

2017/10/22

暗頭明

この作品を突然思い出したのは、一か月ほど前か、南方熊楠がサルペトリエール病院に言及していると熊楠研究者から聞いたのがきっかけだ。医者や研究者の名前でなく、場所、地名が出てきた所為だ。読み通して、写真を見終えて、思いの外、良書という感触がある。その感触をもっと直截に記せればいいもののまだできない。多分だがそれは、価値観、判断が「排除」に傾ぎがちな、というよりははっきりその方向に舵を切っているこの現代日本や世界の趨勢、暴力と言っておく、から離れた、人<間>の外の在りようを、はっきり示しているからかなと。

2018/07/17

Haruxxx

漂う空気がフランスの匂い。温かいコミュニティ。独特で適切な距離感。先生が偉いわけじゃない。患者様が偉いわけじゃない。治療というより、助け合うような。私がグループホームで目指していた空気が、詰まっていました。

2013/04/02

ぱたゆら

柔らかな光と、人物や風景が白く溶けていくような表紙の写真に惹かれて買いました。この写真家さんの作品は手ぶれやピンボケの扱いが魅力的だな、と思います。こちらを見つめる人物達の視線は、自分の考えている事を見透かす力があるようにも思え、和やかさと少しの寂しさが漂っているような心地がしました。本文中の何カ所に印刷や紙のちょっとした工夫があり装丁の面白さも感じました。

2014/04/12

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