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生きものはかなしかるらん―室生犀星詩集 (美しい日本の詩歌)

生きものはかなしかるらん―室生犀星詩集 (美しい日本の詩歌)

生きものはかなしかるらん―室生犀星詩集 (美しい日本の詩歌)

作家
室生犀星
出版社
岩崎書店
発売日
0000-00-00
ISBN
9784265040438
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生きものはかなしかるらん―室生犀星詩集 (美しい日本の詩歌) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

以前読んだ『室生犀星詩集』が好印象だったのに対して、今回のこの詩集は…よく理解できないと思ってしまいましたね。まぁ、詩って理解できないものが多いし、そこに必ずしも意味とか、目的を考える必要はないんですけどね。それにしても、「抒情小曲集」「愛の詩集」と同じ詩集から選んだものがあるのに、編集者が違うだけでこうも内容が変わるものなのですね。おそらく、「動物詩集」が手強かったから、その印象が強いんですよね。頭が柔軟になっているときに、もう一度読んでみると印象が変わりますかね。

2015/10/31

せんむ

多分、初めて室生犀星の詩集をまともに読んだ。「動物詩集」では、犀星の小さい生き物に対しての愛情が注がれていて、可愛らしい印象だけど、最終の「寂しき生命」では、寂しき、と言いつつ力強い生命力を感じる。

2014/09/27

田中寛一

昭和18年に「生きもののいのちをとるな」と歌った犀星の声は、当時の人にどんなに響いたのだろうか。虫や魚や鳥にだけ歌ったのではあるまい。人への「生きものはかなしかるらん」ではないのだろうか。〈鯛のうた〉で「お祝いの日にはさっそく出て来て、/いばりかえってお皿の上でねている。」という、鯛へ向けた言葉も誰かに当てはまるのだろうか。〈小景異情 その二〉の「ふるさとは遠きにありて思うもの/そして悲しくうたうもの」、〈月草〉の「秋はしずかに手をあげ/秋はしずかにあゆみくる」いい。

2013/06/21

清少納言

東京には空がないと、かの智恵子氏は言ったそうだが、犀星氏は雲がないと言う。故郷を持たぬ私などは、窓辺から額縁のある空を眺めて、これもまた一興などと思う。東京における激しい郷愁は、フランクフルトでのハイジのようだ。巻末の略年譜では、生涯の友となった萩原朔太郎との出会いや印象が抜粋記事として出ており、興味深い。「曙光をめざして」が良かった。

2014/06/25

すぎの

すてきな詩集。はじめ3ページに室生犀星の遺影や文学碑の写真といっしょに載っていた肉筆の俳句(「杏――杏あまさうな人は睡むさうな 杏ほたほたになり落ちにこり」)もよかった。『こおろぎのうた』『朝のうた』などがお気に入り。『乙女抄』も読んでみたい。

2012/03/22

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