女の子たちのぼうけん (3) いつも強くてカッコいい女の子 (女の子たちのぼうけん 3)
「女の子たちのぼうけん (3) いつも強くてカッコいい女の子 (女の子たちのぼうけん 3)」のおすすめレビュー
子どもの読書時間にオススメ! 読めば勇気が湧いてくる、女の子が活躍する冒険アンソロジー
『いつも勇気があってオシャレな女の子』(いとうみく、山本悦子、令丈ヒロ子、吉野万理子、石川宏千花:作、結布:絵/岩崎書店)
女の子にだって、ときには冒険が必要です。一歩踏み出すと、見える世界はたちまち変わってくるもの。子どもの頃は、『長くつしたのピッピ』や『ハックルベリー・フィンの冒険』、『ふたりのロッテ』などに登場する活発な女の子たちの姿に心躍らせたという人も多いことでしょう。「もっと女の子が主役の冒険物語がたくさんあればいいのに…」。大人になった今、子どものための本を探す中で、そんな風に思っている人もいるのではないでしょうか。
そんな方々にぜひともおすすめしたいのが、岩崎書店による「女の子たちのぼうけん」シリーズ。1冊に5つの物語が収録された、全3巻のアンソロジーシリーズです。海外では女の子向けの冒険物語は数多くありますが、日本ではその数は決して多くはありません。ですが、このシリーズは、その名の通り、女の子のための冒険小説シリーズ。元気いっぱいな女の子たちがそれぞれの冒険に出かけていきます。
たとえば、シリーズ第1巻『いつも勇気があってオシャ…
2022/4/28
全文を読むおすすめレビューをもっと見る
女の子たちのぼうけん (3) いつも強くてカッコいい女の子 (女の子たちのぼうけん 3) / 感想・レビュー
りすちゃん
ファンタジー.SF寄り女の子の物語5話。この小学生ならではの狭い世界の狭い視野の広い可能性の世界が最高に児童書よね!!!つよい女の大人小説もよく読むけど、この児童書のよさを活かしてつよい女を描けるのが斬新。そうそう女の子ってこんな感じ。少し大人でしっかりしてるけど夢見がちでいつも男の子とは違う冒険を夢見てる。ドーンと分かりやすい強さを描いてるんじゃなくて、読み終えて味わえる感覚で分かるちいさな成長が分かる、それが良い。小学生が読んだらどう思うのかな?って気になる。意外と実物女子は冷静なのかな?
2023/12/21
けいねこ
強いとはどんなことなのか、それぞれの物語のなかにはいろいろな「強い」があるので、自分にとっての強さとはなにか、考える一助になるのではないかと思う。ただ、「いつも強くて」っていうのは難しいというか、たいへんというか、いつもいつも強い必要なないんじゃないかなと思いもする。それは、その「強さ」がどんな強さなのかにもようだろうけれど。いつも強いようにみえる女の子は、はたからはカッコよく見えるだろうけれど、本人にとってはどうなのかなと、女の子の時期を遠く離れた元女の子としては思いもする。
2022/04/24
2時ママ
次女 小6 ひとり読み。
2022/04/17
さーちゃん
10歳3ヶ月 シリーズ3作目 強い気持ちをもって前へ進む。それぞれのカッコいいを持つ女の子達のショートストーリー。
2022/07/12
必殺!パート仕事人
SFあり、ミステリーあり、ファンタジーあり。
2022/04/13
感想・レビューをもっと見る