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どっちでもいい子 (おはなしガーデン 57)

どっちでもいい子 (おはなしガーデン 57)

どっちでもいい子 (おはなしガーデン 57)

作家
かさいまり
おとないちあき
出版社
岩崎書店
発売日
2021-07-15
ISBN
9784265072675
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どっちでもいい子 (おはなしガーデン 57) / 感想・レビュー

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☆よいこ

YA。児童書。小学4年生のはるは、優柔不断…というか自分の意見を言えない子。どっちか選ばないといけない時も「どっちでもいいよ」とニコニコしているだけだった。新しいクラスになって不安だった時「あの子は、いてもいなくても、どっちでもいい子」と言われ落ち込む。自分のことが嫌いで自信がなくなった。でも、放課後偶然に会ったクラスメイトの玲奈ちゃんに「友達だよ」と言われ、少しずつ話すようになって、はるは変わっていく。ダンススクールで頑張って、自分の意見も少しずつ言えるようになる▽昨日の私は今日の私を知らない。爽やか。

2022/01/11

たまきら

元気なお姉ちゃんにくっついていればうまくいっていたのんびり妹ちゃん。けれども高学年になるにしたがって「どっちでもいい」は通じなくなってきて…。辛い思いをしながら、やりたいことを見つけながら人は成長する。その初々しさが伝わってくる、さわやかなおはなしでした。

2023/04/26

ヒラP@ehon.gohon

どっちでいいと言っている子は、どうしてもグループから外れがちですね。 いいかげんな子にしか見えないし、内向的であれば存在感も薄くなってしまうから。 この物語は、その当事者のことを書いているのですが、人一倍繊細で思いやりがあって、考え過ぎてしまうくらいまじめで真剣なことがわかります。 どうしたら、周りの人に理解してもらえるか、考える本だと思います。

2023/11/02

杏子

ちょっとドキリとするタイトル。どっちでもいい、ってつい言ってしまいがちだけど、言われた方は嫌な気分になるかも?優柔不断は嫌われる?やっぱり言いたいことは言えるようにならなきゃね。はるは最終的にはちゃんと自分で決めて、やりたいことを見つけられた。迷ってる子らにこの本を勧めたいな。

2021/08/28

あおい

何か聞かれると「どっちでもいい」と言ってしまうはるちゃん。意見がないわけじゃない、考えすぎて答えが出せない「どっちでもいい」自分の意見をなかなか言えないはるの成長物語。

2021/09/19

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