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俳句はいかが

俳句はいかが

俳句はいかが

作家
五味太郎
出版社
岩崎書店
発売日
1994-06-20
ISBN
9784265800728
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俳句はいかが / 感想・レビュー

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キジネコ

「春の海終日のたりのたりかな」私たちは情報の海にドップリと浸かっています。潮流や干満や温暖。宇宙の引力や地球の自転や公転…思案は常に油断なく、怠りなくと囁きます。本当に必要な情報との出会いには、もはや奇跡を頼むしかないのでしょうか?「閑さや岩にしみいる蝉の声」私達の常識が私達に与える分別は一定の安全を約束してくれます。それはマトリクスの超AIとの契約なのではないか?とこの頃妄想したりします。世界のシンプルさは、もしかすると宇宙が決めるのではなく私達自身の定規を捨てることで知覚の叶うものかも知れない…等と。

2019/04/17

あーさん☆声優坂泰斗を応援します!(`・ω・´)ゞ

よく知る俳句が出る中に所々『五味太郎』の俳句が入り込み・・・えっ?!Σ( ̄□ ̄;)分かりやすいけど突っ込み(゜゜;)\(--;)たくなるのは自分だけ?(; ̄Д ̄)?

2018/06/06

ヒラP@ehon.gohon

絵本をイメージしていた私は、本を手にして驚きました。 五味太郎さんが、言葉遊びの達人であることを、改めて痛感させる(?)本格的な俳句教室です。 しかも五味太郎さんらしい発想で、形式的な俳句の概念を打ち破るような、パワーがあります。 気楽に五七五が楽しめるような逃します。 子どもたちと楽しみたいと思います。

2021/11/30

遠い日

五味太郎さんの子ども向け俳句論。だが、大人も楽しめる。早くから俳句を嗜んでいらっしゃったと知って意外な気もしたが、五味太郎氏の描く世界と通じるものがあると読むうち気づく。削ぎ落とし取り込んだものの精錬。惹かれるのはそこだ。検索には引っかからなかったがぜひ五味太郎氏の句集を読んでみたい。

2020/08/12

くり坊

これまで、俳句は敷居が高く感じていたけれど、(少なくとも読んだり聞いたりする分には)楽しみ方がわかったような気にさせる良書。五味太郎の本文より「ぼくなどはひとつで伝える自信がありませんから、はじめっから絵と言葉の両方を使ってなんとか絵本を作っているわけです。そこへゆくと俳句はえらい。そういう努力はほとんどしません。はじめっから伝わるものは伝わるし、伝わらないものは伝わらないのだ、とでんとかまえています」

2015/07/05

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