チイの花たば
チイの花たば / 感想・レビュー
☆よいこ
児童書。おばあちゃんは、花を買いに来た人の話を聞いて、その人にピッタリな花束をつくる。チィは、おばあちゃんみたいな素敵な花屋さんになりたいと願っている。ある日、チィは夢の中で花畑に立っていた。そこで、花を贈りたいけれどどの花を選べばいいか悩んでいるヤギのおじいさん、4匹の子ネズミ、ゾウのおにいさんに出会う。チィは、それぞれの話をよく聞いて、ピッタリの花を選ぶ。▽花やの心とは…。心温まる可愛らしい、素敵なお話でした。
2022/01/30
ぶんこ
おばあちゃんのような花屋さんになりたいチイ。花屋になるには試験があって、合格しないとなれないと聞いたチイ。おばあちゃんの「花にだって、人間を選ぶ権利はある」に、そうだよねぇ。花束を求める相手に最適な花束をと腐心するチイ。海が好きなユキオ君に作った青いお花だけの花束。絵が素敵で、キラキラしています。まるで紫陽花のようです。花束を手にして喜ぶお客さん。素敵なお仕事。チイちゃん頑張って。
2021/11/20
くろにゃんこ
絵本でした。おばあちゃんのようにお花屋さんになりたいチイ。それには花に試される試験に合格しないとなりません。優しくて色鮮やかなイラストにほっこり(^^♪チイが作る花束は・・・。
2021/12/26
horihori【レビューがたまって追っつかない】
チイのおばあちゃんは人気のお花屋さん。おばあちゃんみたいなお花屋さんになりたいと思っていたチイに、おばあちゃんは「花に試される日が来るよ」という。ある日、チイは不思議な夢を見て、いろんなお客さんに似合う花たばを作る。絵都さんの優しい絵本。
2021/11/30
なななお
最近読んだ絵本でも『最高の贈り物は相手を思う時間』だと教えられました。この読み物もそうかも知れません。おばあさんが花屋さんのチイは、おばあさんの様に、お客様にピッタリの花束を作ってあげる花屋さんになることが夢。おばあさんから「花に試される時が来るよ」と言われたある夜、チイは不思議な花園に立っていました……花も贈り物ですが、形が残りにくいと言う点で、純粋な思いに似ているのかも知れません。送り主の思いに寄り添い、送りたい相手の素敵な所を聞いてイメージし、更に素敵な彩りを加える。素敵なカウンセラーの様です💗
2022/02/11
感想・レビューをもっと見る