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潮文庫 カント先生の散歩

潮文庫 カント先生の散歩

潮文庫 カント先生の散歩

作家
池内紀
出版社
潮出版社
発売日
2016-07-05
ISBN
9784267020551
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潮文庫 カント先生の散歩 / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

カントは哲学者である、これしか知らないのになぜか積んでた本😅ドイツ人だとは知っていたが、正しくは東プロシアのケーニヒスブルク生まれ、現在のロシアのカリーニングラード、欧州の歴史の複雑さを感じさせる。フランス革命を支持していたらしいが、そのくだりで浪費型のモーツァルトと貯蓄型のハイドンの対比の話があり、どちらの生き方が正解かは言うまでもないとある。私はハイドンかと思ったらモーツァルトらしい。人生楽しく好きに生きるべきって事か😅第9条の基本的理念であるカントの「永遠平和のために」は読んでみたい。

2021/10/03

日曜読書人

カント先生の老いゆく姿に、とても親近感がわきました。

2018/05/23

のぞみ

哲学者カントがどんな人物だったか。純粋理性批判などの批判哲学を展開したカントの人となりをわかりやすく紹介。 哲学者というと気難しいイメージがあるが、どうやらそうではなく社交的な人だったらしい。これを読んで純粋理性批判を読もうかという気になるかというとそうはならなかったが…。

2016/12/23

yasuhitoakita

カントのイメージがかなりアップデートされる一冊。就職に苦労した田舎の清貧かつ孤独を好む大学教授というのがこれまでのイメージだったけど、ケーニヒスベルクは意外やハンザ同盟の中心地で当時は栄えた都会だったとか、友人である英国の商人グリーンとの対話によってかの「純粋理性批判」も出来上がったとか、同時にグリーンの助言もあって結構な財産を築いていたとか…何よりカント先生が好きになれる一冊だと思う。オススメ。

2017/05/28

ポテンヒット

カント先生の人となりがよく分かる本。友人との会話を通して真理を深めていったであろう逸話が新鮮だった。堅物で孤独というイメージが覆り、当時の世情もよく知る意外と風通しのいい人だったんだなぁと感じた。カント先生が住んでいた頃のケーニヒスベルクの街並みはきっと素敵だったんだろうなぁ。

2020/05/14

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