大相撲の不思議2 (潮新書)
ジャンル
大相撲の不思議2 (潮新書) / 感想・レビュー
佐島楓
本場所が始まる前に読了できてよかった。5~6割は知識として理解できていたが、まだまだ奥が深い大相撲の世界。興行でありながら、宗教的なところも併せ持っているというところが、明らかに非日常なので惹かれるのだろう。興味がない人にはとことん理解できないジャンルだと思う。それで構わないけれど。
2022/03/12
Tomomi Yazaki
内館先生の幼少期のお話から始まりました。なぜ大相撲が好きになったのか。そこには深い悲しみと、淡い恋心があったようです。そして本題の大相撲。まずはと徳俵。ベタな内容かと思っていたら、その役割や、名前の由来など、今まで気が付かなかったモヤモヤが晴れ、腑に落ちました。そのほか、知っていたことにももっと深い意味や役割があることを、この本で知りました。二の口や式守・木村の違い、それからなんと清めの水は、柄杓ではなく最初は盃で、双葉山が盃で水をつけている写真もあるとか。うーん、やはり年の功にはかないません。あ、失礼。
2022/05/06
ようはん
大相撲に関する事柄で初めて知る内容も多くためになる。前巻でも感じた事であるが内館先生の大相撲にかける探究心は凄い。
2023/02/25
ピオリーヌ
著者の大相撲への強い愛、思い入れが強く感じられ、かつよく調べたことであろうことが窺える本。双葉山が力水を付ける際に盃を用いていた写真から、当時は力水を付ける際に柄杓ではなく盃を用いていた点を紹介する。またかつて筆者が溜席で観戦していた際、土俵下に力士が落下し、筆者は相撲診療所に担ぎ込まれた。結果肋骨が折れていたようだが、筆者の頭の中は若い衆に付き添われて搬送される興奮で頭が一杯だったという。好角家の鏡といえよう。
2023/04/02
スプリント
自称すー女による相撲の魅力紹介本です。 横審では横綱相手に諫言する姿が印象的ですが、 筋金入の相撲フリークであることが分かります。
2022/05/22
感想・レビューをもっと見る