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見えない階 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ2 (潮文庫)

見えない階 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ2 (潮文庫)

見えない階 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ2 (潮文庫)

作家
鏑木蓮
出版社
潮出版社
発売日
2022-06-20
ISBN
9784267023484
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見えない階 心療内科医・本宮慶太郎の事件カルテ2 (潮文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

心療内科医・本宮慶太郎シリーズ第2弾!見えないシリーズなるほど今回は階(きざはし)と来た。『人生には上り階段も下り階段もある。下りだと思っていても着実に前には進んでいる。病と向き合うことは前進なのだと。見えないけれど真実なのだ』最後に慶太郎がそう結んでいた。こんな丁寧にクライエントに寄り添い、治療に全力になってくれる心療内科医がいたらいいなぁって心底思った。プロローグが回収される時、一つの事件の真実が明らかに。それはPTSDを克服する第一歩になるのだなぁ。友美も佳鈴も急がず頑張れ!と応援する読書になった。

2022/07/08

タイ子

シリーズ第2弾。新しく開院するために心療内科医・本宮の元に営業マン・古堀がやって来る。仕事とは別に彼が抱えている悩みに寄り添う本宮。それは深い闇への入り口だった。引きこもり状態の姉を救って欲しいとの相談。その頃、近くの神社で高名な弁護士の死体が発見される。その事に異常に怯える姉の様子から関連ありと見た本宮が調べていくうち、彼女の過去と精神状態の不安定の原因が見えてくる。心の病で苦しむ人たちに寄り添い、一歩前に進む勇気を与える本宮の姿に敬服。対する欲望のため人間の将来を闇に閉ざす悪しき者に虫唾が走る。

2022/07/23

達ちゃん

シリーズ2作目。真相はやり切れないものがありますが、読み応えあってすごく良かったです。患者に寄り添いすぎるほど寄り添う本宮さんがいいですね。続きも期待大です。

2022/10/30

Y.yamabuki

心療内科医の慶太郎が、診察の中で患者に寄り添いながら事件の確信に迫っていく姿がいい。彼の医者としての姿勢がぶれないのだ。ストーリーも診察同様ゆっくりと穏やかに進んでいく。結末は仄かな光も見えるけれど、戻らない過去を思うと遣り切れない。

2023/02/27

ぴ〜る

シリーズ2作目。人の心の奥に触れるというとても難しい心療内科という医師の本宮。私利私欲ではなく、他人なのにここまで心に寄り添ってくれて何が起きても自分の味方だと思える医師がいたらどんなに救われる人がたくさんいるのだろうと思う。心理学というものにとても興味があるので凄く面白かった。3作目がある事に期待して待ちたい。

2022/08/10

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