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「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために

「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために

「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために

作家
高橋源一郎
辻信一
出版社
大月書店
発売日
2018-11-19
ISBN
9784272431021
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あらすじ

雑談・雑音・雑学・雑種・雑用・複雑・煩雑・粗雑……



現代社会が否定してきた「雑」の中に、多様性や民主主義の根っこがあり、

市場主義や「生産性」に代わる価値観の手がかりがある。



“雑”なる対話から広がる魅力的な世界。

「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

「雑」とは多様性のことと了解した。確かに世界は多様性を排する方向に動いている。ただ、その問題の発祥は一神教=西洋キリスト教による近代化だけなのだろうか。まだこの観点に関しては自分でいろいろと勉強してみたい。

2018/12/27

yuzyuz_k

たぶんきちんと文章を書いてきた方達だから「雑」をきちんと考えるのかなぁと思ったりします。 テクノロジーの世界にいたりすると結構「雑」を考慮して全体でなんとなく体裁整う様にしていると思います。 ドープ(不純物)が適度な範囲で入ってないと、半導体は一切動かないですし。(半導体と言う表現が雑ですけど) これ読むと当たり前だよなぁと 思う反面、「雑」を雑に扱わずいろんな視点から攻めて掘り起こしていくのも面白いと感じてます。

2019/06/05

Koji Takahashi

【『雑』な大人になろう】 グローバルよりローカル 強さより弱さ 専門的より非専門的 そしてジェネラル(全体にかかわる) さらに一歩進んだホリスティック(バラバラではない丸ごと) 『雑』とはこんな感覚と捉えました。 私が目指している社会福祉士に大きな影響を与える書に出会いました。 ローカルな場面で、ホリスティックに、弱さを持つ人を、専門家に繋ぐ社会福祉士になります。

2018/12/27

Yuko

<現代社会が否定してきた“雑”なるものたちにオルタナティブへの手がかりを求める。“雑”なる民主主義、“雑”に向きあう宗教、“雑”を取り入れる経済などについて、高橋源一郎と辻信一が語り合う。> “雑”が孕むネガティブなニュアンスは脇におき、“雑”についての多角的な考察は、たいへん興味深い。 対談集なので、記述の重複も多く、まとまりにもやや欠けるが、その雑さも良い! 親鸞、南方熊楠、ヒルデガルド・フォン・ビンゲン、アーシュラ・ル=グゥイン、万葉集、江戸の寺子屋における学びなど、“雑”なる価値観が満載。

2019/02/18

hirayama46

ここのところ、世の中で繊細だとされているものが粗雑に思えることがちょくちょくあるので、ここで「雑」についてひとつ考えてみるかな、ということで読みました。政治・経済における具体的な「雑」の取り扱いはあまり関心がなかったのですが、観念的な「雑」の話し合いは面白かったです。雑と繊細は同じ、という意見が出ていて嬉しかったです。丁寧に均されたものよりも雑にばらばらなもののほうが面白いという気持ちで過ごしたいですね。

2019/02/09

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