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生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)

生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)

生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)

作家
小坂 流加
白身魚
出版社
文芸社
発売日
2018-12-13
ISBN
9784286202006
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「生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)」のおすすめレビュー

あなたの悲しみに愛をもってよりそう――春夏秋冬に彩られた恋愛小説『生きてさえいれば』

『生きてさえいれば』(小坂流加/文芸社)

 発売してわずか6ヶ月で売上20万部を突破し、いまなお多くの読者に感動を与え続ける恋愛小説『余命10年』(文芸社)。作者・小坂流加さんの実体験をリンクさせた胸を打つフレーズと「命」を感じさせるストーリーは、読者に“ひとりの女性の生き様”を刻みこんだ。

 小坂さんは、2017年2月、病気が悪化して亡くなった。同年5月に刊行された『余命10年』は遺作となったのだ。小坂さんの次回作を目にすることができず、残念に思うファンが多かったのではないか。

 ところが、小坂さんは別の作品も書き上げていた。ご家族のご協力もあって出版となったのが、『生きてさえいれば』(小坂流加/文芸社)だ。前作で描かれた「命」と「つながり」をテーマにした世界観は、「感動」という輝きを放ちながら本作でも生き続けていた。

■春夏秋冬に彩られた登場人物たち

 小学校6年生の千景(ちかげ)は、叔母(春桜・はるか)が入院する病院へ何度も足を運んでいた。自殺を考えるほどいじめが辛くて、春桜のお見舞いを口実にしていたのかもしれない。もしくは7年前まで読者モデルとし…

2019/1/11

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生きてさえいれば (文芸社文庫NEO) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆18114 本を開いただけなのに『余命10年』の余韻や小坂さんの顔が頭に浮かんできて目頭が熱くなってしまいました。本を閉じるまで涙腺は持ち堪えてくれるだろうか?などと心配しましたが、作品のベースは愛と家族の物語。生きていれば という言葉が心に響きました。本の最後にある『編集部による解説』を読んで...後から出てきた原稿だとは思いました。たしかに推敲の程度は荒いと感じますけど、書きたてホヤホヤのナマの原稿を読ませて頂いた様な有難い気持ちになりました。家族と担当された出版社の方々に感謝です。

2018/12/24

おかむー

想う気持ちが思うままに伝われば人はどれだけ満たされることか、負った傷をお互いに補い合えれば人はどれだけ救われることか。叶わない日々に絶望するかもしれない、それでも人は明日へ希望を繋ぐのだ「生きてさえいれば」。『よくできました』。傷を抱えて生きる主人公たちの想いに難病という要素を加えた感動作という括りをしてしまえば、昨今流行りの『ボクキミ感動系』のひとつではある。だが著者自身の境遇という要素が加わると、未来への希望を繋ぎたかったであろう著者の願いが込められたタイトルの意味がずっしりと響く一冊ですよ。

2018/12/16

ヒロロシ33

面白かった✌ 最後はどうなったのかなぁ? 読んだ人の心の中でストーリーを作るしか無いね。 作家さんが生きていれば、もっと面白くなってたかもね。 亡くなってしまったのは残念です

2019/01/26

ami*15

楽しい時間も誰かを好きになることも生きていなければできないこと。苦しいことがあったとしても好きだと思える人が近くにいて、希望を持ちながら毎日をポジティブに生きる春桜(はるか)のような人間に私もなりたいなと思いました。『余命10年』に比べると内容が結構淡い印象でしたが、描き方は違っても後悔のない生き方に対しての作者からのメッセージは今作でも力強く伝わってきました。もう新作が読めない作家だと思ってましたが、遺作であるこの作品で小坂さんの作品に再び出会うことができて凄く嬉しかったです。

2018/12/26

あやっぴ

最初のほうは春桜や、出てくる女性たちの性格が強すぎて少々引いてしまってたが、それぞれの個性が理解できてからはストーリーにすっかりのめり込みました。著者の遺作となった作品。生きることへの著者の思いを強く感じました。春夏秋冬…という言葉にも。『余命10年』も読んでみたいです。

2019/01/31

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