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古生物食堂 (生物ミステリー)

古生物食堂 (生物ミステリー)

古生物食堂 (生物ミステリー)

作家
土屋健
松郷庵 甚五郎 二代目
古生物食堂研究者チーム
黒丸
出版社
技術評論社
発売日
2019-08-23
ISBN
9784297108199
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古生物食堂 (生物ミステリー) / 感想・レビュー

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ダミアン4号

らっしゃい!何にしやしょう?お客さん(古生物)初めて?じゃアノマロカリスなんてどう?今日のは活きがいいよ~今朝、カナダのバージェスから空輸で届いたばっか!あとね…これなんかどう?三葉虫!頭を外して胴の堅そうな殻をむくと…ほらシャコみたいっしょ(笑)正直、食欲が沸く感じの食べ物じゃない(汗)でも、かな~り興味はあります。子供の頃から想像力を総動員して夢見続けた古代の生き物達。どんな味がするんだろう?旨いのか不味いのか…ってかそもそも安全?古生物が普通にスーパーに並んでいたら…という事を前提に描かれたレシピ本

2021/02/05

高宮朱雀

軽く一巡。真面目なテーマを面白いジャンルで取り上げたなぁと思って購入。普通は見て楽しむ物で、食べて見るって発想はしないよね…。(笑) その道の専門家達の意見や論文なども組み合わせ、限りなく現代の食材との類似点なども踏まえて考察されたレシピ本…と呼んで良いのかな、これ…。 あまりにも普通に文章が綴られているので、うっかり過去と現在とが混ざって、心地の良い浮遊感の中でビジュアルと風味の一致しない料理が並ぶというある種のカオス状態に襲われる事間違いなしですが、考古学に興味を持つキッカケには充分なりそうです。

2020/03/26

フク

図書館。 「古生物が現代にやってきた」テイ。 〈三葉虫類の多くは、危険を感じてくるりと丸くなる。「エンロール」とよばれるこの防御姿勢のまま死んでしまうと、調理がやりづらい。そこで、獲った三葉虫類は生きているうちに素早く“鯖折り”して一気にシメることが大切。〉大真面目に書いているから面白い。ご丁寧にレシピも書いてある。あとは材料だ。

2020/04/09

tom

不思議な料理本。なんせ恐竜時代に生きていた生物が、そこらあたりにうじゃうじゃいて、切り身になってスーパーでも売られている。これをどう料理しましょうか、こんな味がしますよというレシピ本。肉の品質、味わいは専門家がきちんと考証し、料理人がレシピを考える。こんな本が出版されるのかと驚いたのだけど、けっこう面白い。エラスモサウルス(海棲爬虫類)の長い長い首の肉のスープ、たぶんテールスープよりも肉がいっぱいで美味しそう(笑)。

2019/11/06

のりすけ

そうか…ラプッチの肉は臭いのか…肉食だしなぁ。あ、ごめん、三葉虫は無理。Gじゃん!マダガスカルGじゃん!全体的にとてもまじめだし好感が持て楽しく読めたのですが、時折文章の最後に挟み込まれるフォークの絵文字?が苦手すぎて…。これが無かったらもっと高得点…。

2020/12/19

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