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証言 ノムさんの人間学 弱者が強者になるために教えられたこと

証言 ノムさんの人間学 弱者が強者になるために教えられたこと

証言 ノムさんの人間学 弱者が強者になるために教えられたこと

作家
古田敦也
宮本慎也
山﨑 武司
赤星 憲広
ほか
出版社
宝島社
発売日
2020-05-15
ISBN
9784299004833
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証言 ノムさんの人間学 弱者が強者になるために教えられたこと / 感想・レビュー

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きみたけ

いや〜、改めて野村監督の教えは絶大ですね😄野村監督の薫陶を受けた教え子中心に16人の証言をまとめた一冊。直系となる古田敦也、髙津臣吾、宮本慎也、稲葉篤紀や赤星、谷繁、江本、息子の克則など、様々な視点で「野村野球」を振り返ります。特に谷繁から見た敵将野村監督への思いに感銘を受けました。元阪神の遠山投手、「野村再生工場」の筆頭格ですが、今は高校野球の監督として野村イズムをしっかり伝えているそうです。「頭で考える野球」や「なぜを自問すること」は仕事でも全く同じことが言えますね、とても勉強になりました。

2023/08/16

ma-bo

野村克也さんに大きく影響を受けた教え子達が、指導者ノムさんを語った本。厳しくも愛情のある教えに感謝の意を示されている。教え子達は引退後指導者や解説者の立場になっている。道標としてノムさんの教えを後世に伝えていかれるのだろう。

2020/06/26

yyrn

野村克也(1935-2020)監督からどんな指導を受け、それが選手時代にどう生かされ、引退後にコーチや指導者となってからどんなに役立ったかなどの思い出話が続くが、各人のエピソードもバラエティに富み、よほど人物を見抜いた指導や戦術だったのだろうな。古田敦也、宮本慎也、山﨑武司、高津臣吾、稲葉篤紀、土橋勝征、飯田哲也、伊藤智仁、田畑一也、鉄平、遠山奨志、川崎憲次郎、赤星憲広、谷繁元信、江本孟紀、野村克則。全員の現役時代を知っているのでなお一層懐かしかった。部下に影響を与える(=人を育てる)って一番凄いことだな

2020/08/23

日の丸タック

野球というスポーツを心から愛し、真正面から真摯に向き合った人だ。 自分にも人にも厳しく、『なぜ?なぜ?』と突き詰めていく。 物事に根拠を持ってあたれ! 私生活で自分も大切に思っている事だ。根拠を持たないと反省も進歩もままならない。 心に刺さる言葉『勝ちに不思議な勝ちあり!負けに不思議な負けなし!』究極に突き詰めた結果辿り着いた境地なのだろう…? V9の巨人監督川上哲治氏が確か『道に乗って勝つ』と言っていた。どちらも…王道、常識を極めた者の重い言葉だ!

2020/07/15

katoyann

2020年刊。元プロ野球選手であり、名監督として名を馳せた野村克也に関するエピソードを関係者の証言によりまとめた本。ヤクルトからは古田、宮本、高津、稲葉、土橋、伊藤、田畑、川崎といった選手が名を揃える。データ重視の野球であり、ミーティングを長く行うことで選手に考える習慣を身につけさせようとしていたことがわかる。それがヤクルトでは花開き、リーグ優勝4回、日本一3回という成果になって現れた。個人的には30代後半の山﨑武司が野村の助言によりホームラン王に輝くという話が面白かった。

2024/03/04

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