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コロナ黙示録

コロナ黙示録

コロナ黙示録

作家
海堂尊
出版社
宝島社
発売日
2020-07-10
ISBN
9784299007018
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コロナ黙示録 / 感想・レビュー

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starbro

海堂 尊は、新作中心に読んでいる作家です。“桜宮サーガ”シリーズ最新作は、世界初の新型コロナウイルス小説でした。最近、著者の安倍政権批判を良く目にしますが、本作にこれほどまで組み込まれていると思いませんでした。本作が発禁処分になったり、著者が文壇から抹殺されないか心配ですが、安倍政権も末期なので、そこまでの力はないかも知れません(笑) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001029.000005069.html

2020/08/16

utinopoti27

本作では、新型コロナウィルスと対峙する、お馴染み桜宮サーガの面々の奮闘ぶりを描く。まずは、医療関係者の視点で一連のコロナ騒動を捉えているため、実際に医療現場で何が起きていたのか、非常に生々しく伝わってくるのだ。一方で、固有名詞を変えてはいるが、森友、桜を見る会、公文書偽造、忖度官僚、検察庁法改正問題等々、【亡国の官邸政治】を、作者は徹底してディスりまくる。現在、日本中を不安と混乱に陥れている真の元凶は果たしてウィルスなのか。海堂氏の問いかけが読み手にズッシリと響く。ただし、小説としての評価は微妙かと。

2020/11/21

ウッディ

武漢で新型コロナが広まり、豪華客船での感染対策に失敗した日本に、厚労省技官の白鳥や田口先生がいたらという物語でした。あとがきの「この物語はフィクションです」という言葉が空しく響くような、ほぼ実名での現政権を批判する内容で、海堂さんはよっぽど安倍さんが嫌いで、自民党一強に危機感を持ってるんですね。森友、公文書改ざん、マスコミ統制、検事長の定年延長、コロナ対策の失敗などを取り上げ、その裏側の暴露は、三流週刊誌のようで、素直に物語に入っていけなかった。この本がフェイクを助長しないことを祈るばかりです。

2021/06/19

Yunemo

田口、白鳥コンビ、そして北の将軍速水、懐かしい面々の元気さと以前に増しての心意気そのままに嬉しくもあり。新型コロナウイルスに係る専門的な解説にも改めて恐怖を感じて。ただ新型コロナ対策と思いきや、全く政治問題に終始してしまっていることに、いかがなものかとちょっと想い。コロナ対策の裏側、こんなものだったの、今更ながらあきれた感。フィクションではあるもののほぼ事実に近いことが記されてるのでしょう。医療現場の凄まじいまでの描写に頭が下がります。バチスタスキャンダルから14年何も変わらないこの国、白鳥の言葉が重い。

2021/05/26

hiro

まず、新型コロナウイルスを扱った小説がこんなに早く出版されたことに驚くが、三つのことに焦点をあてて読んだ。1.医師が書くシンコロ小説ということ。2.海堂作品を読んできた読者として、田口をはじめ桜宮サーガのメンバーに再会できたということ。3.一番強烈だったが、海堂さんが鋭く切り込む、コロナで露呈してしまった政権のすべて。しかし、海堂さんはここまで書いて大丈夫だろうか、心配してしまう。もし桜宮サーガのメンバー(言い換えれば医療従事者のみなさん)のがんばりがなければ、むなしさだけで終わる小説だった。

2020/10/31

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