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女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 (宝島社新書)

女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 (宝島社新書)

女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 (宝島社新書)

作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2021-05-10
ISBN
9784299014733
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女子大生風俗嬢 性とコロナ貧困の告白 (宝島社新書) / 感想・レビュー

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lily

統計ではなく18人のみのインタビューだから、若いし、そんな人生もあるよね。でも、身を削ったことも無駄にはならないだろうし、これからどう活かすかが大事。どんな仕事していようが自分で自分を認めてあげられることができれば何も怖くない。

2021/06/11

かわうそ

★★★★★大卒が最も基本的な資格のようになってしまった今の世の中、金がないなら大学に行くなというのはあまりにも馬鹿げた暴論だ。奨学金を金融ビジネスにした小泉を怨むのは簡単だが子供にとってはそんなことを言ってる場合でもない。子供に500万円の借金を実質負わせる奨学金ビジネスの異常さが浮き彫りにされるとともに親の援助も得られずに風俗をしながら大学に通わなければいけない子どもたちがたくさんいる。そもそも勉強するために中年男性に体を捧げる異常さ。それは彼女たちのせいではなく、間違いなく制度の問題だ。

2021/10/15

D

コロナと売春の関係というものが全く想像できなくて購入しましたが、思ったより深刻なんだなという印象でした。自分は幸い親が学費を出してくれていますが、出してくれない人のことを考えていなかったなという自分の考えの浅はかさを反省するとともに、こんなに多くの男女学生が生活に困窮しているということにも目を向けていきたいし、より色んな境遇の方を見て、そんな人たちの体験も糧にしていきたいなと思えた。

2021/05/24

たか

性産業への参入がとても容易になり、社会環境がより拍車をかけている。性風俗は需要と供給の関係。お互いのニーズがマッチするから成り立つ産業ではあるが、生活するためにやむを得ず性産業で働く人は本当に大変で辛いことだと思う。ただ単に本人の自己責任では片付けられない社会問題だと思う。

2021/06/23

Yappy!

なかなかにきつい内容。特に都市部は厳しいのだろう、地方だと減っては来るけれど、昔から水商売にいっている学生はいたし、友達にもいた。 受益者負担というのがどこまでも言われると、恵まれている人とそうでない人の差が大きくなりすぎて。結局大学数も増え、進学方法も多様になり入学できるようになり、根本的にアルバイトだけでは無理でどうするか考えないといけないわけで。 この本では親の世代の価値観が社会の流れの表面だけなぞっておいていかれ、子ども世代にしわ寄せが来ている様子が分かる。取材された対象の一歩手前で苦しむのも多い

2021/08/09

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