KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

SDGsの大嘘 (宝島社新書)

SDGsの大嘘 (宝島社新書)

SDGsの大嘘 (宝島社新書)

作家
池田清彦
出版社
宝島社
発売日
2022-05-27
ISBN
9784299029669
amazonで購入する Kindle版を購入する

SDGsの大嘘 (宝島社新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

trazom

人為的地球温暖化の否定という主張には賛同しがたいが、SDGsが胡散臭いという感覚には共感を覚える。確かにSustainableとDevelopmentは共存しない。持続可能性を求めるなら、成長を諦めるか人口抑制しかないという主張である。SDGsは「いいことをしたい」という善意に付け込んで人々を騙しているというのはその通りかもしれない。それにしても、同じ主張を繰返す最近の池田先生の暴発はちょっと辛い。山梨大学の頃の生物学・哲学の著作(中でも「生命の形式――同一性と時間」は秀逸)はあんなに輝いていたのに…。

2022/08/28

南北

日本では環境問題の対策と思われているSDGsだが、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」というのが最初にあるものなので、環境対策と考えるのは誤解と言える。本書にはないが「意識高い系」の人々がSDGsバッジをつけていたり、レジ袋有料義務化でもデタラメなことをしてきた環境省が旗振り役をしているのも胡散臭い印象を与える理由だと思う。そもそも「地球温暖化」しているのか、その原因がCO2なのかにも疑問があるので、日本としてはのめり込むのではなく「柳に雪折れなし」の態度で取り組んでいくべきだと思う。

2023/03/10

Y2K☮

ある意味、全て地続き。SDGs、ダイオキシン、脱炭素、mRNAワクチン。特定の人だけが得をするビジネスを誰も反対できない全人類共通の正義みたいに美化。多くのメディアや専門家は連中の手先。矛盾と欺瞞は決まり文句の美辞麗句と同調圧力で押しつぶす。環境保護のためのメガソーラーがまさに環境を破壊している事実を覚えておく。原発をやめた後の代替案に納得し、国産や養殖の実態も勉強になった。なのに遺伝子組み換え作物を推奨するのが解せない。現時点では人体への影響はないという理屈は著者が批判している連中のそれと同じなのでは?

2022/09/06

Minamihama

一部間違った記述はあるものの大筋では正しいことを言っている。 間違った部分の指摘:江戸が究極のサステナブル都市だった。→東海道53次に現れるはげ山をどう説明する。糞尿のリサイクルが清潔?等々。

2022/09/12

mazda

SDGって何度聞いてもおかしな言葉だなと思っていましたが、著者も同じだったようで安心しました。「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」と耳障りはいいですが、世界にある食料は有限なのに飢餓をなくすということは、人口が減少しないと成り立ちません。しかし、現在の資本主義は人口増加が前提に成り立っているので、矛盾が生じます。CO2が温暖化の原因だとは思っていませんが、仮に原因だとして、その解決策が電気自動車というのがあまりにも滑稽です。電気ってどうやって作るのか、ヨーロッパのみなさん勉強してくださいね。

2023/03/29

感想・レビューをもっと見る