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孤独という病 (宝島社新書)

孤独という病 (宝島社新書)

孤独という病 (宝島社新書)

作家
池田清彦
出版社
宝島社
発売日
2022-12-01
ISBN
9784299036674
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孤独という病 (宝島社新書) / 感想・レビュー

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テツ

生物が群れをなす=孤独を避ける理由なんて、ただそれが生存するために有利だったからというだけのこと。衣食住を独りで手に入れることが容易な現代社会の中で生きているのなら、それを自ら望みそのための環境を整えさえしたら、孤独だとしても生存することに何の不都合もない。なのに何故孤独を絶対的に悪いモノとして扱うのか。それって無意識に洗脳された価値観をベースにしてないかというお話。人生になんて意味も価値もない。孤独を望むか望まないかも勝手に決めたらいい。自分が望む在り方はどういう形なのか。それをしっかり想像する。

2023/02/13

まゆまゆ

かつて人類は狩猟など生きるために群れを作って生存をはたしてきたが、そこから数千年の時を経て孤独でも生き延びることができるようになった現代において、孤独とは心の問題であるということを語る内容。生きることに意味などなく、意味を持たせようとしなくても良い。悩まずに自分にとって一番良い行動を取ることが、実は一番の孤独への対策である。

2023/02/07

coldsurgeon

「生きることの意味を問い続ける」現代社会により生み出された孤独という病の根は深い。生物は、生存し世代をつなげるために群れを作り、時として孤独に過ごすものもいる。現代社会は、孤独に生きることを可能とした社会なのに、日本の現政権は、マイノリティへの差別を容認するというメッセージを暗に発信して、孤独を攻撃する。「社会の役に立たなくていい」というマインドを持って「自分の人生を楽しく生きる」ことを心掛けろと、著者はいう。納得します。

2023/01/06

晴久

冒頭と、最終章だけが本書に必要な部分かも。ページ数をかせぐためなのか書きたいからなのかは不明だけれど、必要ないことがつらつらと書かれているし、政治思想も強めなので、真剣に向き合って読まなくてもいいと思った。ただ、社会の役にたたなくてもいい、生きる意味なんかないから楽しく生きろっていう部分はすごく良かった。

2023/12/05

青空晴太

「人生の意味などない」という一文が印象に残りました。 考えてみれば他の生物は、そんなこと考えてなくて、自分が生きてゆくことと種の保存のみがあるだけ。 多分私の残りの人生は30年くらい。好きなことだけ考えて生きていこう。

2023/01/12

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