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邪し魔

邪し魔

邪し魔

作家
友成純一
出版社
河出書房新社
発売日
2016-01-21
ISBN
9784309024387
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邪し魔 / 感想・レビュー

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yomineko@猫と共に生きる

とにかく、表紙が怖いので常に裏向けにw友成先生、バリにいらっしゃったんですね。アジア系(日本も含む)の妖怪は怖いです。良治はもうどうしようもないですね。

2019/02/10

マサキ@灯れ松明の火

【…感想up遅延中】初読み作家さんです。え~っと。。帯、煽り過ぎでは???表紙は、ホラーしておりますが……内容……バリ島で、女性の敵!とばかりに女好きなダメ男の良治が、勝手放題し放題のあまり呪いをかけられ…晴れて(?)妖怪クンチルアナックのイェニと結ばれます。良治、行方不明の知らせを受けて、妻・恵子がバリに向かい、これまた呪術にて妖怪レヤックとなり、イェニvs恵子のダメ男・良治を巡る激しいバトルが始まった……良治を手に入れるのは、イェニか?恵子か?……2人共、本当にあんなダメ男の良治でいいんですか?

2020/06/14

世玖珠ありす

エロティック・スプラッタ・ホラー?「官能バイオレンス」で注目されていた作家サンだったらしい。「あとがき」にもあるように、現在バリ在住。女にだらしない主人公は著者自身がモデルなのかと思ったら、別にいるらしい。バリ島の裏表が描かれていて、バリに行ったことがある方は映像として思い描けるのかも。それにしても、ここまで女にだらしない男に執着するのは、もはや『愛』なんかじゃない。女の体裁という見栄?そちらの方がよっぽどホラーです。

2016/03/10

nori

New category of novel; Ethnic Horror. If back ground is Japan, no publishers wanted to make a book. There is a little ethnic essence but readers could not image world of evils because author did not refer to world and conflict of gods in Bali.

2019/06/07

fukafkacraft

バリ島、呪い、魔物と舞台と道具が揃ったコンセプトは素晴らしいが、くどい心理描写に重点が置かれ、友成ならではのエログロは控えめ。ラストでようやく友成らしいスプラッタ描写が始まるが、安っぽいゲームのよう。バリ島の宗教観、呪術信仰などをベースに傑作になり得た素材を用いながらことごとく茶番にしてしまい、中盤から退屈で中途半端なB級ホラーに。バリで暮らしているうちに緩慢な時間に呑まれたか。眠い、だるい。

2018/09/25

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