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さざなみのよる

さざなみのよる

さざなみのよる

作家
木皿泉
出版社
河出書房新社
発売日
2018-04-18
ISBN
9784309025254
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「2019年本屋大賞」決定!! 大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 全ノミネート作の順位を発表!

 全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2019」の受賞作が決定した。

 16回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、瀬尾まいこ氏の『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)!

■2019年本屋大賞受賞作 『そしてバトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)

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関連記事「今月のプラチナ本」

 翻訳小説部門では『カササギ殺人事件(上・下)』(アンソニー・ホロヴィッツ:著、山田 蘭:訳/東京創元社)が選ばれた。

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■気になるその他のノミネート作品は――

■2位 『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

■3位 『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

■4位 『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)

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■5位 『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)

■6位 『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

■7位 『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)

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■8位 『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)

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■9位 『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮…

2019/4/9

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気になる大賞はどの作品に!?「2019年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2019年1月22日(火)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2019年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。

 今年の「2019年本屋大賞」は全国の493書店、書店員623人の投票によりノミネート作品を選出。ノミネートされたのは以下の10作品だ。

■2019年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)▶【レビュー全文はこちら】

『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)▶【レビュー全文はこちら】

『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社)▶【作者インタビュー記事はこちら】

『フーガはユーガ』(伊坂幸太郎/実業之日本社)▶【レビュー全文はこちら】

『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

 気になる大賞発表は4月9日(火)。ノミネート作を読み…

2019/1/22

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さざなみのよる / 感想・レビュー

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starbro

2019年本屋大賞ノミネートということで、読みました。ノミネート作10/10、ようやくコンプリート!!! 木皿 泉、初読です。本書は、発売されてから1年以上経過しているので、新作ハンターとしては失格です。癌で亡くなった小国 ナスミを巡る群像劇、ほのぼのとした佳作ですが、本屋大賞を獲るまでの勢いはありませんでした。

2019/06/29

ろくせい@やまもとかねよし

人生は個人のものだけはないのだろう。ある女性の死を中心に「生」を考察する物語。自己意識は極限的に孤独でしかなく、それは大きな恐怖でもある。そのため、生きている時間の中、意識は自己を保身する利己性と他人を慮る利他性に折り合いをつけ、そのときそのときの自己正当でやり過ごす。しかし、本書は「生」が個人の意識をはるかに超越する価値だと表す。生きている私たちにとって不変な存在である時間。14のエピソードを繋ぐ時間をゆるやかではあるが、確信的に曖昧にさせ、そこで起こる日常たちを強く太く色鮮やかな糸へ優しく優しく紡ぐ。

2020/12/20

ウッディ

43歳の若さでこの世を去ったナスミ、彼女の不器用で少し乱暴で、それでも真っ直ぐな生き方は遺された人達の心にさざなみを残し、広がっていった。淡々としながらシミジミと綴られたナスミのエピソードは、読者の心にも何かを残したような気がする。病院に出入りする人達を文字に見立てて話したナスミとのたわいない会話を回想する日出夫の気持ちが切なく、愛する人を喪った男が思い出すのは、永遠に続くと思えた幸せな日常の一コマなのかもしれない。本屋大賞候補にも納得の一冊でした。

2019/05/03

抹茶モナカ

NHKの正月特番ドラマ『富士ファミリー』の前後の話。ナスミの死から小説が始まり、ナスミのエピソードが断章形式で積み重ねられて行く。ナスミはドラマの影響で、どうしても小泉今日子に脳内変換されてしまった。ハッとする文章がちりばめられていて、温かい眼差しの木皿泉らしい本。

2018/05/31

ヲム

たとえ自分が死んでも、ナスミの様な感じでみんなの中にいつでも登場出来るように生きようと思いました。

2018/05/01

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