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さざなみのよる

さざなみのよる

さざなみのよる

作家
木皿泉
出版社
河出書房新社
発売日
2018-04-18
ISBN
9784309025254
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あらすじ

小国ナスミ、享年43歳。息をひきとった瞬間から、その死は湖に落ちた雫の波紋のように、家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く著者5年ぶりの感動と祝福の物語!

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■2019年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)▶【レビュー全文はこちら】

『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)▶【レビュー全文はこちら】

『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社)▶【作者インタビュー記事はこちら】

『フーガはユーガ』(伊坂幸太郎/実業之日本社)▶【レビュー全文はこちら】

『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

 気になる大賞発表は4月9日(火)。ノミネート作を読み…

2019/1/22

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さざなみのよる / 感想・レビュー

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Atsushi

小国ナスミ、享年43歳。癌を患い、息をひきとった瞬間からナスミと接点を持った人たちが「さざなみ」のように生前の彼女に思いを馳せる。物語の語り部の言葉と自分の家族や友の顔が重なり何度も目頭が熱くなった。生きた証が人の心に残るのなら、死ぬことも怖くはないかもしれない。

2018/09/01

抹茶モナカ

NHKの正月特番ドラマ『富士ファミリー』の前後の話。ナスミの死から小説が始まり、ナスミのエピソードが断章形式で積み重ねられて行く。ナスミはドラマの影響で、どうしても小泉今日子に脳内変換されてしまった。ハッとする文章がちりばめられていて、温かい眼差しの木皿泉らしい本。

2018/05/31

しんたろー

木皿泉さん初読み。43歳で癌のため亡くなったナスミ&関わった人々の連作短編集…独特の世界観を持つ脚本家なので、判り易いエンタメドラマ屋の私は何となく敬遠していたが「さすが!」と唸らされた。小説なのだが、情景が目に浮かぶような文章と切れの良い台詞で小気味良く進む物語は、まるで上質なドラマを観ているかのようだった。一編一編は短いページ数なのだが、キチンと情愛が込められているので物足りなさもなく、沁み込むように入ってくる…「命は繋がってゆくんだなぁ」とシミジミ感じる佳作。他作品も読みたい作家さんになった🎶

2018/11/27

R

特別でもなんでもない女性が一人亡くなる。だけども、その人が、その人の周辺が、様々なことに思い至り、人間が生きているということが、どこまで影響やつながりを持つことかと考えさせられる人情ドラマでした。本人が意図しなくても、他人はそこから影響を受けるし、またその影響は波及して、どのような形であれ、継承されていくものがあるのだと改めて思い知る。説教臭さはないのだけども、随分と人生について考えさせられる物語でした。誰かのためになんて思わなくても、そうなるものだ。

2018/09/17

🅼🆈½ ユニス™

小国家の次女、ナスミは末期癌の患者。逞しくて食欲もあり、活気溢れるそう言う女性だった。なのに癌と言う。明日どうなってもおかしくない状態の信じ難い内容で始まる。この作品は本人、夫、妹、お姉さんや友人達が小国ナスミと言う1人の生命体に関して語るものを短編集のように解いた小説なのだ。末期癌の内容で暗鬱な話かと思ったが、読めば読む程暗い主題を蹴り飛ばすような暖かくて肯定的な気分にさせてくれる作品だった。“死”と言うものは必ずしも悲しいだけではないよと応援とハグのメッセージを投げかけてくれてるかのような…❗️

2018/12/18

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