我が名は、カモン
我が名は、カモン / 感想・レビュー
テクパパザンビア
面白かった。演劇とかに特に興味はないけど楽しめた。芸能マネージャーって本当に大変なんですなぁ〜。私も自分のいたい場所がはっきりあるようにしなければ…。さすが映画監督の作品ですねー映像が浮かんで読みやすかった。
2017/06/16
プル
2章目から加速がついて、本当楽しい内容。所々、この物語の文章が、舞台用の台本じゃないの?とういう文体も出てくる。それが読むに勢いをつけてくれるのかもしれない。最後のくだりは…好みかなぁ。
2017/05/26
波多野七月
「このまま、映画や舞台になるんじゃないだろうか」という思いが、ふと浮かんだ。それぞれのキャラクターが立っていて、目の前で生き生きと動き出す。大学時代に芝居の世界とめぐり会い、やがて縁の下の力持ちとして働き始めるカモン。ワガママな女優、往年の俳優、幻の脚本(ホン)書き。次から次に襲うトラブルに、体当たりでぶつかっていくカモン。物語が進むにつれて、一癖も二癖もある登場人物達がいとおしくなる。「これが、人間だ」と太鼓判を押したくなる。芝居に取りつかれた人々の熱量を描いた人間ドラマに、一気読みせずにはいられない。
2017/02/12
紅茶タイム
内容はかなりリアルなんだろうなと興味深く読めました。問題が山積で続きが気になり読みやすくはありました。伝説の脚本家なのかもしれないけど、あのじいさんの身勝手さに読んでて辟易しました。正直出来上がった脚本の良さもよくわかんないし。ちょっと残念。
2017/08/20
うさこ
劇団自由演技の役者からマネージャーになった加門慶多。愛すべき先輩達、わがままな若手女優、現実逃避が得意な二代目社長、熱血新人の後輩、そして、40年前に忽然と姿を消した伝説の劇作家遠山ヒカル。一癖も二癖もある登場人物たちが目指すのは、穴が開いた舞台の代わりに、40年前の未完の戯曲「我が友、世界へ」を上演させること。趣味が映画と芝居と読書な私には、いろいろ熱くなってしまう犬童監督の初小説。ちょっと脚本風な地の文の運びに最初は違和感もあったけど、慣れるとおかしみがあってテンポもよく、面白かったです。
2017/05/21
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