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ダンナの骨壺: 幻の随筆集

ダンナの骨壺: 幻の随筆集

ダンナの骨壺: 幻の随筆集

作家
高峰秀子
出版社
河出書房新社
発売日
2017-12-01
ISBN
9784309026329
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ダンナの骨壺: 幻の随筆集 / 感想・レビュー

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小豆姫

いつも神経を研ぎ澄まし鋭くも感性豊かな、粒ぞろいのエッセイ集。もがいてる20代から、ゆとりの晩年まで一気に高峰さんの心の遍歴を垣間見れたような満足感あり。表紙の写真が、粋だなあ。

2018/09/16

バーベナ

戦前から子役として活躍されていた女優さん。結婚後からはとても雰囲気が柔らかくなっている。あえて普通の生活感を失わないようにと、どれだけの努力があったんだろう。まだ海外に行く人が少なかった時代、ハワイやヨーロッパの話しを楽しみに待っていた人たちがいたんだろうなと、楽しくなる。私が必ず知りたくなることの一つが執筆時の年齢。タイトルの下に書いてあって気が利いてます。

2018/08/20

kiho

凛とした姿が文章にも現れている。飾らないながらも惹きつけられる。女優としての存在感と等身大の親しみやすさ⭐

2018/07/01

よし

「私の渡世日記」以来 久しぶりに読む。20代から引退して老年に至るまでのエッセイ集。73才の「神様が渡してくれたもの」で、小学校の恩師との再会エピソードに思わずぐっときてしまった。20代でパリに逃避した話。ハワイでの日系人たちの苦労の歴史に共感する話もなかなかいい。養女の秀子評は鋭い。「怖いほど真剣なくせにユーモラスで、冷徹なほど意志が強いのに情け深く、ついでのようにして鋭い真理を吐く」さらに読みたくなった。

2019/09/30

小春

ほかの作品もそうですが、品があるのに取り澄ました所が全くない文章だなぁと、高峰秀子さんの本を読むも思います。

2018/04/11

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