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孤独を生きる言葉

孤独を生きる言葉

孤独を生きる言葉

作家
松浦弥太郎
出版社
河出書房新社
発売日
2017-12-25
ISBN
9784309026404
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「孤独を生きる言葉」のおすすめレビュー

生きることは、孤独なこと――。背中を押してくれる、心に沁みる言葉

『孤独を生きる言葉』(松浦弥太郎/河出書房新社)

 どんなに多くの人とSNSでつながっていても、人は時々、無性に孤独を感じることがあるのではないでしょうか。一人でいる時、家族や友人といる時……幸せな時でさえ、なぜかふと、寂しくなる……。

 孤独からは逃げられません。だから、うまく付き合っていくしかないのです。『孤独を生きる言葉』(松浦弥太郎/河出書房新社)は、人気エッセイストが書き下ろした「孤独を生きるあなたに寄り添い、その背中を押す」箴言集です。

自分だけが、たった一人で生きている。 そんな思いにがんじがらめになり、身動きがとれなくなる人もいるでしょう。 (中略) どうやら孤独というものは、扱いがずいぶんむつかしいもののようです。 そんな孤独とうまくつきあうには、見つめて、受け止めて、やさしく抱きしめることです。

 本書では、「自分を好きになって」孤独に立ち向かう勇気をくれる150の言葉が紹介されています。個人的に、心に刻んでおきたいと思った言葉をいくつかご紹介しましょう。

いつも人のしあわせをよろこべる自分でいる。

 人と自分を比較して、相手をひがんで…

2018/3/12

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孤独を生きる言葉 / 感想・レビュー

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やすらぎ🍀

人は孤独への苦しみを経て深い喜びを得る。尊敬、葛藤、すべての出会いが糧となる。…夢や目標よりも大切なことは、悲しませたり傷つけたりしないこと。誰しもが優しさを求め、包まれる場所を探している。自らは一歩引き、ときには待ち、ときには一声かけ、そして別れ際の寂しさに、一輪の花を添える。遠く離れていてもどこかで固く結ばれている、皆そうありたいと想っている。…温もりが冷めていく。微笑みの奥で涙をこらえているときのように。明け方に一瞬の切なさが訪れるとき、山を越えて風が吹いてくる。私はここにいる。道を探し始めている。

2022/01/07

シナモン

「心を波立たせない」「その先にいる人を思いやる」「自分のものなど何ひとつありません」「いつも温めなおしを」「なにごとも腹八分目をルールに」落ち着いた色調の四角形で埋められた表紙が印象的。なぜだか見ていて落ち着く。内容も良いけど、表紙が好みなので手元に置いておきたい一冊。

2024/01/07

ひなきち

自分のきほん(根っこ)をつくる。何があっても自分の足で立って、一歩を踏み出せる人間になりたいと思った。マイナスな印象だった「孤独」に対して、プラスの側面を見ることができた。

2018/07/01

タツヤ

こんなふうに生きられたらいいと思う。無理だと諦めるのは簡単だけれど、目標を持ちながら暮らしたい。

2023/03/09

こんぺいとう

今度お世話になっている人に改めて感謝を伝えたいと思った。あと、大切な人がのびやかに動けるよう支えたり寄り添う体で束縛することなく見守り見守る関係な恋愛したいわ。

2018/06/11

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