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温泉天国 (ごきげん文藝)

温泉天国 (ごきげん文藝) / 感想・レビュー

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starbro

好きな作家が多く含まれているので、読みました。激寒の今の季節に最適な湯情をそそる温泉エッセイ・小説・漫画アンソロジーです。オススメは角田光代の『記憶-9800円×2-』、太宰治の『美少女』、田山花袋の『女の温泉』の3本です♪未体験の方は、是非、露天風呂付き客室(出来れば離れ)を恋人or新婚の配偶者or愛人とお試し下さい!エロ満載で最高に欲情(浴場?)します。私はもう大分遠ざかっていますが・・・

2018/01/26

九月猫

「おいしい文藝」に続く新シリーズ「ごきげん文藝」第一弾。テーマが温泉のせいか、文豪と呼ばれる作家さんたちの作品の収録が既刊より多い、かな。その中にあって、印象に強く残るのは角田光代さんと漫画の松本英子さんの作品。どちらも母娘ふたり旅を描いていて、“おかん”って どこのおかんもこんななのかー!?と共感しつつ笑いつつ、私はこんな親孝行は出来ないなぁと凹みつつ。岡本綺堂の「温泉雑記」は抄録で綺堂らしい怪談話なのだけど、割愛された前半部分の方がこのアンソロジーには合っている気がして惜しい。

2018/04/21

ホークス

温泉エッセイ32篇。吉川英治の文章がなんとも言えず心地よい。のどかで清々しくて、軽妙な小説のよう。四谷シモンが種村季弘らと訪ねる東北の湯は、自由で愉快な気分が溢れている。同じ東北でも高村光太郎は、楽しげな言葉を並べていても謹厳そのもの。角田光代が亡き母親と行った最低の旅は、クスッとさせて泣かせる名編。引率役の交代に、親も子も過ぎ去った時間を思い知る。松本英子の「母と」は、まさにその漫画版。温泉に期待するものも、イメージもこの一世紀で大きく変わった。人それぞれの時代背景と本性を、温泉は優しく映し出す。

2020/04/23

そうたそ@吉

★★★☆☆ 「おいしい文藝」シリーズには一区切りをつけたのか、新たに「ごきげん文藝」シリーズがはじまった模様。温泉がテーマとあっては手に取らないわけにはいかない。古きから新しきまで様々な作家が綴った温泉についてのあれこれが収められる。都会の喧騒に疲れて鄙びた温泉宿でまったりって想像するだけでも素晴らしい。名だたる文豪たちも温泉で疲れを癒していた様が想像できて微笑ましい。混浴文化が当たり前だった頃のものもあったりして今と比べて驚くばかり。温泉という特別感。何だかよく分からないがとにかく素敵である。

2018/01/30

なにょう

もう少し余裕ある時に読めば良かったかも。内容が濃ゆい文章はよく咀嚼できなかった。が、こういうアンソロジーでも無いと触れることのできない作家さんに触れることができたのは良かった。さすが、河出書房。★別府。地獄めぐり行ってみたい。が、田辺聖子さんによるとおどろおどろしい所らしく。行かなくても大丈夫かも。★熱海。人口に膾炙する熱海。なんか熱海にいかなければ温泉通にあらず、という気がしてきた。行ってみたい。

2020/06/01

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