KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

作家
花田菜々子
出版社
河出書房新社
発売日
2018-04-17
ISBN
9784309026725
amazonで購入する

「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」のおすすめレビュー

『ダ・ヴィンチ』2018年7月号「今月のプラチナ本」は、花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

●あらすじ● 夫に別れを告げて家を飛び出した書店員・花田菜々子。疲れた日々の中、ふと思い立って出会い系サイト「X」に登録する。プロフィール欄には「今のあなたにぴったりな本を1冊選んでおすすめさせていただきます」と書いて──。エロ目的の男、自作を披露するポエマー、とびきりキュートな遊び人系女子……。これまで絶対に出会わなかったような人に会い、相手にぴったりの一冊を提案する日々を通して、自身の大きな変化を描く、実録私小説。 はなだ・ななこ●1979年東京都生まれ。「ヴィレッジヴァンガード」に勤めたのち、「二子玉川 蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」店長。編著書に『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』。

花田菜々子河出書房新社 1300円(税別) 写真=首藤幹夫

編集部寸評  

世界全体も出会い系サイトみたいだったりして 「出会い系サイト」って、私はなんとなく怖い。知らない人…

2018/6/6

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」の関連記事

好みの表紙から本を選ぶ! “ジャケ買い”のススメーー黄色い表紙編

 本との出会いは一期一会。何の気なしに本屋さんやネットで本を探していて、ふと出会ってしまう素敵な表紙の書籍。心をグッとつかまれたならそれは「買い」で間違いなし! 本稿では、ダ・ヴィンチニュース編集部がオススメする、“ジャケ買い”してハズレなしの作品のうち、黄色い表紙の作品をご紹介。

31歳で亡くなった梶井基次郎の『檸檬』 あ、丸善にレモンを置く話? 「桜の樹の下には屍体が埋まっている」で始まるあの話も収録

『檸檬 (280円文庫)』(梶井基次郎/角川春樹事務所)

『檸檬 (角川文庫)』(梶井基次郎/角川書店)

『檸檬 (新潮文庫)』(梶井基次郎/新潮社)

 読み返せば読み返すほど、さらに魅力が増していく本がある。特に教科書に載せられていた名作の数々は大人になってから読み返してこそ、じわじわとその魅力が感じられるものだ。その最たるものとして挙げたいのが、梶井基次郎の『檸檬』。「ああ、丸善に檸檬を置く話ね」と侮ってはいけない。ひとたび本を開けば、作者の感性に圧倒。作品の力に思わず魅せられてしまうことだろう。

『檸檬』の文庫版は梶井基次郎の短編集となっている。特…

2019/11/1

全文を読む

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』に「絶対読んだ方が良い」と称賛の声!

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(花田菜々子/河出書房新社)

 2018年4月17日(火)、大人のための実録私小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』が発売された。

 著者の花田菜々子さんは、ヴィレッジヴァンガードに12年ほど勤めた後、二子玉川蔦屋家電のブックコンシェルジュ、パン屋の本屋店長を経て、現在はHMV&BOOKSHIBIYACOTTAGEの店長を務める人物。そんな花田さんが、夫に別れを告げ家を飛び出し、毎日がうまくいかなかい…という時に、ふと出会い系サイト「X」に登録をしたところから話がはじまる。

 同書を読んだ読者からは、「この本絶対読んだ方が良い」「コーチングのところで泣きそうになった」「勇気づけられた」「この1冊で色んな本に出会える」と反響が相次いでいる。  主人公の書店員・菜々子は、夫と別れて家を飛び出し宿無し生活を送ることに。仕事もうまくいかず、精神的にも肉体的にも疲労困憊の毎日。そんな中で「新しい自分になって、元気になりた…

2018/4/30

全文を読む

関連記事をもっと見る

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミカママ

某所にて一度(ご挨拶だけだけれど)お目にかかったことのある花田さん。あれは2014年の夏だったから、彼女がこの作品の中で転職されてまもなくだったのだろう。お綺麗で聡明な印象が強く、まさかこんなに内面(いい意味で)ドロドロした方だったとは。これだけ本がリストされてて、ミカママ読んだのは『荒野へ』と『美しい距離』そして『わたしを離さないで』の3冊だけだった。ちなみにわたし自身は、本を勧めるのも勧められるのも、ひいては「オススメは?」と聞かれるのも苦手である←

2019/07/22

ウッディ

話題になった本なので手に取りました。出会い系サイトで、接点のなかった人と知り合いになり、自分の世界が広がる。それはとても刺激的で可能性を広げるものであるけど、他人に合いそうな本を薦めるって、難しいような気がします。おしゃれなバーで「自分のイメージのカクテルを」と注文するように、自分のイメージを推測するのは興味があるけど、薦めてもらった本が面白くなかったということもあるはず。自分ならどんな感想を持ったかまで教えて欲しいと思うけど、この本では合いそうな本を薦めるところまでで、少し中途半端な印象を持ちました。

2018/12/27

hit4papa

タイトルそのまんまで、おススメ本をお初にお目にかかった方にご紹介する、という試みです。著者は、旦那としっくりいっておらず、仕事も望むものとは路線が変わってしまいました。思い悩んだ挙句、出会い系サイトで、出会った人たちに本をすすめてみようと決意するのです。煮詰まった時には、行動あるのみ!は共感できます。出会い系サイトが、自分としては全く良い印象がないので、男女問わず基本的に真面目なつながりを求めている方が、どういう出会いを繰り広げるか興味津々。<<本をおすすめするときの注意>>は、なるほどね、となります。

2020/11/26

うっちー

読了していない本が多かった。

2018/07/20

しんごろ

この発想力と実行する行動力が羨ましい。本好きの人なら誰もが、誰かに本を薦めたくなる気持ちもあるしね。この行動力が羨ましいです。新しい何かに挑戦するのはいいことだね。あとは度胸と勇気だけだね。面白かったです。ちなみに紹介された本では、2冊既読で1冊は読む予定です。(2019.10.6現在)

2019/10/06

感想・レビューをもっと見る