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皆川博子の辺境薔薇館: Fragments of Hiroko Minagawa

皆川博子の辺境薔薇館: Fragments of Hiroko Minagawa

皆川博子の辺境薔薇館: Fragments of Hiroko Minagawa

作家
皆川博子
綾辻行人
有栖川有栖
石井千湖
井上雅彦
伊豫田晃一
宇野亞喜良
岡田嘉夫
恩田陸
佳嶋
北原尚彦
北村薫
日下三蔵
久世光彦
倉田淳
黒田夏子
小森収
近藤史恵
今野裕一
齋藤愼爾
坂野公一
佐藤亜紀
篠田節子
篠田真由美
新保博久
須賀しのぶ
千街晶之
竹本健治
建石修志
垂野創一郎
千早茜
中川多理
西崎憲
服部まゆみ
鳩山郁子
東雅夫
深緑野分
松田青子
宮木あや子
門賀美央子
柳川貴代
山科理絵
山田正紀
山本ゆり繪
島村理麻
光森優子
小口稔
鈴木一人
小塚麻衣子
古市怜子
戸井武史
秋月透馬
河出書房新社編集部
林由紀子
出版社
河出書房新社
発売日
2018-05-24
ISBN
9784309026749
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皆川博子の辺境薔薇館: Fragments of Hiroko Minagawa / 感想・レビュー

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aquamarine

短篇7編。ロングインタビュー。随筆7編。皆川愛にあふれた作家様の寄稿や愛する皆川作品…。図書館でお借りして、毎日少しずつ堪能しましたが、やっぱり手元に置こうと購入しました。未読作品の方が多いファンと名乗るのもおこがましい私ですが、作家様の推薦本はこれからの道標にとても役に立ちそうです。なにより嬉しかったのが、怪談えほん「マイマイとナイナイ」を上梓されたとき一緒に生まれた短編「しらないおうち」が載っていたこと。限定三部で豆本を作って著者にプレゼントされたそうですが、これは是非作って一般販売してほしいです。

2018/09/25

かりさ

皆川博子さんを愛する思い、尊敬と憧れ、皆川さんへ綴る文章、言葉に私も共に思いを寄り添いながら読みました。皆川博子さんのめくるめく幻想と耽美の世界…迷い込んだ辺境の地はどこまでも美しく立ち去り難い魅惑に包まれていて…それはもう至福の時間。皆川博子さんと同じ時代に生き、紡がれる作品を読めることは何よりの幸せです。

2018/07/15

mii22.

当然だけど、隅々まで皆川博子愛に溢れた「皆川博子完全読本」だった。幻想綺想の短篇、チャーミングななかに好奇心旺盛で妖しげな眼差しも垣間見られるご本人のロングインタビューや随筆の数々。ここに寄稿されている方々もこの本を読む私たちもみんな皆川さんが大好きなのは間違いない。絢爛妖艶な皆川ワールド、甘美な毒で満たされた皆川魔界はこれからも私を魅了し続けるだろう。そしてこの本は「辺境図書館」とともに私の生涯の読書案内本となり、折に触れ手に取ることになるだろう。

2018/10/03

かめりあうさぎ

大好きな皆川博子先生のロングインタビューがなんといっても素晴らしく、ファンとしては買わずにはいられなかった一冊。ゆっくりと読み進めました。多くの作家さんやアーティストさんがそれぞれ皆川先生への想いを綴られているパートが大部分です。短編や随筆あり、作品年表あり、バイオグラフィーあり、とにかく贅沢でした。

2019/09/16

*maru*

皆川さん27冊目。短篇や随筆。ロングインタビュー。寄稿された方々の語り尽くせぬ皆川愛やおすすめ作品。作品ガイド、著作リスト。まさに皆川博子完全読本。なんと贅沢な。レビューもそこそこに…皆川愛、私にも語らせて下さい。初読は短編集『蝶』でした。とても残酷なのに上品で官能的な世界観。圧倒されました。皆川さんの作品と出逢い学んだこと。小説の楽しみ方、向き合い方。日本語の美しさ。行間や余韻が饒舌である事。様々な時代や舞台を縦横無尽に駆け巡り、読者を満面の笑みで振り回す皆川博子。混乱や疲労すら極上の癒しとなる。➡️

2018/11/02

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