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不意撃ち

不意撃ち

不意撃ち

作家
辻原登
出版社
河出書房新社
発売日
2018-11-07
ISBN
9784309027562
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あらすじ

「不意撃ち」。それは、運命の悪意か………人生の“予測不可能”な罠。人間存在を揺さぶる、至極の作品集。

不意撃ち / 感想・レビュー

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ケンイチミズバ

運ぶ男、運ばれる女。女は商品。客は頭部と腹部に銃弾を受け既にこと切れてる。床とドアノブをウエットティッシュで拭い、スマホを探し持ち帰る。冷静に対応できたが声は震えてた。お互い名前も知らない。風俗嬢をホテルまで運ぶドライバーと売れっ子の女はここから互いの仲を深める。大金を手にするまであと少しの辛抱の人生が別の展開へと。サラリーマンにも思いがけない人生の展開はある。「うちと不倫してくれへん」と言われ動揺し、今度映画でもとお茶を濁した。震災で3年足らずで本社に戻されたし不正も目にした。みんな不意打ちだったな。

2018/12/18

yoshimi

端正な文章で淡々とつづられているが、最後にズドンとくる短編集。どこか現実離れしたような浮遊感が小気味よく、なんともいえない読後感。著者のほかの作品も読んでみたい。

2019/02/08

ふっかー復活委員長

【それは、悪戯よりも逃れ難い罠】運命の悪戯と言われがちな不条理を、作者はあえて「不意撃ち」と表現した。悲劇的な結末になりそうでならなかったり、悲劇とも喜劇とも言えないオチで終わったり。だからこそ「不意撃ち」の破壊力が際立つ▼でも個人的に一番の"不意撃ち"は、まさかの谷戸山公園登場。高校生の頃からお馴染みの散歩コースだってばよ(笑)。他にも町田の宮越屋珈琲やボーノ相模大野など、出てくるスポットが身近過ぎてクスッと来てしまった(そして、奥本さんが家に帰れそうでよかった…)。

2019/03/07

keith

短編集。フィクションなのかノンフィクションなのか、よく分からない話であまり面白くなかった。

2018/12/30

デコ

短編集の一作目「渡鹿野」主人公がポスターを見た時ぎょっとした。まさに不意撃ち。その衝撃度から(打ち)ではなくて(撃ち)の漢字を使うのが正しいとさえ思える。二作目「仮面」の不条理さを読むと次からはどこで不意撃ちをくらわされるのかとドキドキしてしまうようになった。「Delusion」は女性宇宙飛行士の見る幻覚から母の声を聞くまでの話の進み方が絶妙で一番面白かった。年初めから傑作に出会えて幸せ!

2019/02/01

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