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いつか深い穴に落ちるまで

いつか深い穴に落ちるまで

いつか深い穴に落ちるまで

作家
山野辺太郎
出版社
河出書房新社
発売日
2018-11-15
ISBN
9784309027616
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いつか深い穴に落ちるまで / 感想・レビュー

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thayami

底の見えない穴。目的も紆余曲折する中での大義。ムリ・ムダ・ムラの先に見えるモノとは何か?私自身のお過去を告白すれば、「穴を掘り続けたらどこに辿り着くだろう?」って、幼稚園くらいに砂場で試した記憶アリ。無論、成果無し。でも科学じゃないんだよなぁ。一方、主人公の一途さは、一つ間違うと、先の大戦下の集団主義の匂いともなる。示唆する”穴”の数々。但し、逃げる、隠れるためといった後ろ向きな思考から、環境問題改善など前向きな思考への転換が、骨格という感。故の「満天の星」ではなかろうか。意味深な終わり方だなぁー。

2019/04/14

buchipanda3

「だって近道じゃないですか」、という理由から富士山の麓から地球の反対側であるブラジルまで底の無い穴を開けるというプロジェクトが提案されるお話。SFではなくナンセンス小説なのだが、これがギャグとかではなく淡々と真っ当っぽく語り切られていて不思議な魅力を感じた。荒唐無稽ながら簡素な設定、それでも次々とエピソードが綴られ最後の行方はと読み進めてしまう。施工会社の広報係である鈴木一夫は穴掘りの変遷を時代ごとの各出来事と共に見守ってきた。逃げない道を選び、再び飛び込みへと駆り立てた彼の気持ちはどんなものだったのか。

2018/11/18

Mumiu

あら、ほんとにそれだけ?と見返した。荒唐無稽ともいえるプロジェクトを見守ってきた男の物語。まあこうなるよねという安堵が半分、本当にそう終わるんだという疑念が半分。万が一にでも実行されていたら、やっぱり公にすることはできないだろう。ドローンなど空撮の範囲が広がった今という時代、現場はドームとかにしないとね。まあ、ちょっと一度は想像したことのあるファンタジーでした。

2019/01/08

千穂

日本からブラジルまで穴を掘ったら近道じゃないか〜〜リオ五輪閉会式でマリオ姿で現れた安倍首相を思い浮かべてしまったよ。平成夢物語みたいで、これも楽しいかも。

2019/04/10

信兵衛

呆然とするばかりですが、この途方もない結末こそ、ホラ話の極みにして見処、何とも言えない読後感がいつまでも残ります。

2018/12/09

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