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海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選

海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選

海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選

作家
向田邦子
出版社
河出書房新社
発売日
2018-12-15
ISBN
9784309027654
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海苔と卵と朝めし: 食いしん坊エッセイ傑作選 / 感想・レビュー

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とん大西

誰と食べた、どこで食べた、何を食べた…。食に関するエッセイって、もう今さら感が強いのですが、向田さんが書いたのだったら読んで損はない…と思って先月からボチボチつまみ食いみたいに読んでました。やはりこの方の文章って良いなぁと思います。飾り気がないのにさりげなくキレイで、ぶっきらぼうのようでお洒落。好物の海苔巻きの端しっこ、しめしめと狙っていた矢先に父親に先をこされた幼時の思い出。「こんな他愛ない小さな恨みも懐かしさにつながる」-こんな書きぶりが何気にツボる。小粋な語り、昭和の食卓風景…心和みます。

2019/04/07

ちゃちゃ

結婚式のスピーチで友人が取りあげたのは、私のお弁当にいつも入っていた卵焼き。実は私、大学時代も母お手製のお弁当をよく持参して友人たちと昼食を取っていた。ふっくらとした黄金色の母の味。下宿生活をしていた友人は、それがとても羨ましかったと話した。時を経て私が家族に作るお弁当にも、それは受け継がれた。以前夫に、最後の晩餐は何が食べたいかと尋ねたとき、夫はいみじくも言った「炊きたてのご飯と味噌汁と、卵焼き!」向田さんの絶品エッセイを読んでふと心に浮かんだ、ささやかながら満ち足りた私の食に関する思い出です。

2019/02/20

とよぽん

極上の、エッセイである。さすが向田邦子さん、名人の文章を読むという楽しみを、久しぶりに味わった。生きることは食べることだと、改めて思う。お父さんや弟妹のエピソードにうるっとしたり、思わずニヤリとしたり。「さる名門の夫人の、『ポロ牛』」には、声を上げて笑った。ベルギー、ぜひ行ってみたい。それにしても、享年52歳。直木賞を取ってこれから、というときに惜しい作家を私たちは喪ってしまったものだ。中学校の教科書に載っている「字のない葉書」は今後もずっと残してほしい。

2019/04/06

ドナルド@灯れ松明の火

向田さんの珠玉のエッセイ集。半数以上は既読だが何回繰り返し読んでもいいものは良い。「くらわんか」に書かれていた「うの抽斗」は別途検索したらWEBでまとめたものがあった。 お薦め

2019/02/12

りつこ

読んだことがあるエッセイもあったけど、気取らない内容と歯切れのいい文章で読んでいてとても楽しい。物や食べ物のない時代を生きてきた人独特の執着やこだわりがすがすがしくて、自分は食べることだけじゃなく、いろいろなことを雑に流しているなぁと思ったりもした。漂う昭和の香りも懐かしく、長生きしてもっともっとたくさん書いてほしかったなぁと思う。

2019/03/30

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