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絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語

絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語

絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語

作家
山田太一
藤子・F・不二雄
BUMP OF CHICKEN
ベートーヴェン
連城三紀彦
ナサニエル・ホーソン
ダーチャ・マライーニ
ハインリヒ・ホフマン
豊福晋
クォン・ヨソン
頭木弘樹
岡上容士
品川亮
斎藤真理子
香川真澄
出版社
河出書房新社
発売日
2019-01-23
ISBN
9784309027661
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「絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語」のおすすめレビュー

夢の“あきらめ方”教えます。今、絶望の淵にいるあなたに出会ってほしい物語

『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』(頭木弘樹:編/河出書房新社)

 夢や希望というのは、日々の道しるべとなりうる。しかし、本当に心が折れかけているとき、まぶし過ぎる言葉はかえってプレッシャーとなり、よけいにふさぎこんでしまうきっかけになってしまうかもしれない。

 書店でも「夢をかなえる本」や「夢をあきらめない本」というのはよく見かけるものの、ときには“あきらめる”という選択肢も必要ではないか。そう訴えかけてくれるのは、著名人たちが著した「夢のあきらめ方」にまつわる物語をまとめたアンソロジー『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』(頭木弘樹:編/河出書房新社)だ。

■「千人に一人しかなれないものを目指せば、九九九人は挫折する」という真理

 文学作品やマンガ、歌詞といったさまざまなジャンルから、著者みずからが“夢のあきらめ方”について表現された作品を選び紹介している本書。あとがきでは各作品の解説も綴られているが、そもそもの前提として著者は「夢をあきらめるな」という言葉が溢れている世の中に対して、やんわりと疑問を投げかける。

 例えば、よく使…

2019/3/15

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絶望書店: 夢をあきらめた9人が出会った物語 / 感想・レビュー

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くさてる

夢をあきらめる、絶望に向き合うをテーマに、エッセイ、ノンフィクション、ミステリとさまざまな作品を集めたアンソロジー。個人的にいちばん良かったのはメッシになれなかった元サッカー少年の現在を描く「肉屋の憂鬱」。読み人の数だけ、お気に入りの作品が違ってくるかもしれません。テーマにこだわらずとも、選ばれている作品の質が高いので楽しめると思います。

2019/03/13

ひー@日日是好日

長期入院を経験した選者ならでは。「夢は叶う」「夢をあきらめないで」があふれているが、それとは別の文章に出会えた貴重さを感じる。手わたされたくはないけど、自分から読みに出向きたい本。2019。

2019/03/17

sagaway8

鎌倉駅西口のたらば書房さんにて「書店」の二文字で購入するも、残念ながら本屋さんは登場せず。国内・西洋・韓国の文学作品からノンフィクションや漫画、歌詞まで様々なジャンルから“夢をあきらめた”作品を抜粋、紹介。どの作品も世知辛い現代に生きる我々の参考となりうる。自ら難病を患い夢をあきらめた編者の意図も理解できる。もし自らがどんなに絶望的な状況に置かれようとも、微かな救いを信じる心に身を委ね、もし他者が絶望的な状況に追い込まれるようなものなら、自ら進んで手を差し伸べ寄り添う。そうすることで希望の種子が発芽する。

2019/02/05

あつ子

藤子・F・不二雄センセの作品目当てに衝動買いです(えっへん。)

2019/03/20

きつねねこ

ベートーヴェンの難聴については知識としては知っていたが、彼の言葉を読むのは初めて。けして絶望を乗り越えられたわけではない、にもかかわらず彼はこう書く。「いつかこれを読む人たちよ、あなたがもし不幸であるなら私を見なさい。あなたと同じひとりの不幸な人間が、あらゆる障害にもかかわらず、なしうるすべてのことをした。そのことになぐさめを見出してほしい」寄る辺ない小さな存在である人間の中に、大いなる尊厳を見た気がした。

2019/02/20

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