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趣味で腹いっぱい

趣味で腹いっぱい

趣味で腹いっぱい

作家
山崎ナオコーラ
出版社
河出書房新社
発売日
2019-02-21
ISBN
9784309027784
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あらすじ

上を目指さないから、趣味は素敵――絵手紙、家庭菜園、小説……と結婚後趣味に興じる鞠子。仕事一筋の銀行員・小太郎も次第にその世界に惹かれるが!?仕事vs.趣味を描く著者最高傑作!

趣味で腹いっぱい / 感想・レビュー

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信兵衛

趣味をテーマにした、軽い連作ストーリィと思っていたのですが、然に非ず。 結構、人生観を左右するかもしれない、仲良し夫婦の深い会話があります。

2019/03/11

ゆにこ

自分は固定観念ガチガチなんだなあと思い知らされる。いろんな価値観、いろんな生き方があっていいのに。

2019/03/17

minazuki

銀行員の夫・小太郎と専業主婦の鞠子。働いて稼ぐことに価値を置く小太郎に対して、金にならない趣味の世界を広げていく鞠子。やがて、小太郎も鞠子に同調して銀行を辞める。作者の言いたいことはよくわかる。働いて金を稼ぐだけがすべてではないし、かならずしも自立しなければならないということもない。しかし、設定が図式的で、作者の主張だけで出来上がっているようで、小説としてのふくらみが感じられない。残念な一冊。

2019/02/27

こすも

大好きな山崎ナオコーラさんの新刊です。収納場所の都合で基本的に文庫しか購入しないのですが、山崎さんはその数少ない例外。今回はタイトルから小説っぽくなくてぐっときます。本作は性別を排除した文体が磨かれた印象。自身の問題意識を正々堂々とテーマに掲げ正統的に小説を展開していくところは、いつもの山崎さんですが、うまく力が抜けていて、新たなステージに入ったように感じました。山崎さんは王道の作家で、文体への拘りや問題意識が今の時代になかなか受け入れてもらえませんが、僕はこれからもずっと読み続けたいと思います。

2019/02/23

つくえくん

軽い調子で読めるが、はらんでいる内容は深い。夫婦の距離、嗜好の違い、金銭と生きがい、女性と労働。いろんな視点から読めると思う。わたしが一番強く感じたのは、夫婦になったふたりの成長する物語だなということ。最初は大きく価値観が違う二人の関係が徐々に深まり、理解しあえるようになる。「違いを埋める」というより、「違うことを認識しながら、そばにあることを許容する」という感じ。

2019/03/06

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